エンドレス・サマー

前向きで切ないアイドルたちが大好きです。

ななめ上に走ってこそのアイドル!

アラフェス2日間お疲れさまでしたー!
ついったーでレポを見ていても楽しそうで、多くの方が大満足だったみたいなのでなんだかほっとしました(笑)

が、セットリストだけ見るとなんとなく釈然としない気持ちにも……。

というわけで、今日はまめかんがアイドルに求めているものについて。
アラフェスの投票順位や、セットリストも一部ネタバレしております!!!
&途中はややネガティブかもしれませんのでご注意を><
大丈夫な方は続きから!


■アラフェス投票曲ベスト10

■シングル曲
・1位 Face Down
・2位 ワイルド アット ハート 
・3位 truth
・4位 PIKA★★NCHI DOUBLE
・5位 A・RA・SHI 
・6位 Happiness 
・7位 Monster
・8位 Step and Go 
・9位 感謝カンゲキ雨嵐
・10位 Love so sweet

■アルバムオリジナル曲
・1位 エナジーソング〜絶好調超!!!!〜
・2位 5×10
・3位 Love Situation
・4位 素晴らしき世界
・5位 CARNIVAL NIGHT part2
・6位 Oh Yeah!
・7位 風
・8位 Summer Splash!
・9位 Yes? No?
・10位 La tormenta 2004

■カップリング曲
・1位 Still...
・2位 ファイトソング
・3位 時計じかけのアンブレラ
・4位 僕が僕のすべて
・5位 season
・6位 五里霧中
・7位 揺らせ、今を
・8位 スパイラル
・9位 夏の終わりに想うこと
・10位 イチオクノホシ


■アラフェスに思うこと

■アラフェスセットリスト感想
 シングル曲やりすぎ!という一言に尽きる気がします。アラフェスのベスト10以外のシングル曲だけでも8曲ありましたもん(笑)
 こうやって眺めると、ファン投票はなんとなく納得というか、まああれだけの人数が投票したらそうなるかもな……的なところが多い気がします。だから、シングルとアルバム曲がコンサートのテッパンだし、カップリングも一部テッパン曲なんですよね。
 そこに、ここ数年ほぼ外れたことのないテッパンシングル曲を追加しちゃったらいつもと変わらん印象になるよー。という気持ちにもなります(笑)
 お約束も必要なことで、決して悪いんじゃないです。ただ、比率にしっくりこなかったんです。

■意外性を期待したアラフェス
 私がセットリストだけ見てもやっとしたのは、コンサートのテッパンにはならなかったけどもう一度見てみたいアルバム曲と、埋もれていた名カップリング曲に振りが付いて沢山入って、DVDで見ても明らかに変化があることを期待していたからなんですよね。
 なんだろうな、国立でこんな曲やってくれるの!?みたいな。さすがアラフェス!みたいな。
 この投票曲上位一覧をみたら、あらしはファンの意向を十分優先してセットリスト組んでて、文句いってごめんって感じでもあったんですが(笑)

 もちろん、そういう勝手な期待を抜いたら、いつ嵐ファンになっても新旧織り交ぜてあって確実に盛り上がる曲も多いですし、おおみやも復活しましたし、メンバーがバックを務めるソロ曲とかファンの理想通りですし、ダンスも気合入っていたらしいですし、俺フェスの選曲もだいすきだし、5人だけで国立ってやっぱすごいし、いいコンサートで、本当にアラフェスだったと思います。


■まめかんが思うアイドルの必須条件

■アイドルになくてはならないもの 
 そもそも、アイドルって本当に難しい職業です。外見もそうですし、ダンス・歌・演技の技術もそうですし、トークも出来なきゃいけないし。あらゆる部分を、それも結構高いレベルで求められています。
 その中でも、まめかんがアイドルにどうしても必要だと思っていることは「変化」です。
 なので、アラフェスのセトリを見たときに、以前心に残る新生NEWSの言葉 - エンドレス・サマーのエントリーであげた、「アイドルとして一番良くないことは安定してしまうこと」という手越さんの言葉が心をえぐっていきました(笑)

■アイドルを見続ける理由=驚きがあること
 まめかんは外見からアイドルに入ることはほぼありませんし、顔だけ見たいんだったら最高に好みの人は別にいると思います(笑) また、技術に感動したいんだったらアイドルじゃなくて専門家見ればいいのに、と思うことも少なくありません。
 それでもアイドルを見続けるのは、「アイドル」が自分をさらけ出している特殊な芸能人でありマルチなタレントゆえに、常に予想もしない角度から切り込んできてくれて驚きがあるからです。

■人生を仕事にしているアイドル業の特殊さ
 アイドルは自分の人生を切り売りしていくような、スケルトンの家で生活するような、どこまでも視線が追ってくるし、さらしたくない部分までさらさなければならない酷な仕事を選んだ人です。それゆえに、ファンは人の人生で楽しむ、という罪深さを感じながらも、アイドルという直接話す機会もない赤の他人を、まるで近くにいる友人のように思うし、内面を知り小さな変化まで気づくことができるのです。

 だから、その人の一言一言にも「へぇー! そんなこと言うんだ!」と意外に思う瞬間がありますし、ダンスも歌も演技も、単体の技術だけじゃなくて、成長だったり変化にも感動できるんですよね。技術の辺りは、溺愛になりすぎないように距離をとるようにしてますけど(笑) 

 私が新生NEWSに一気におちたのも、本人たちの魅力はもちろんのことながら、激変を経て、傍から分かるくらい4人共「変わらなければいけない」という気概にあふれていたからだと思います。アイドルの変化を見るためにアイドルを見てるところがあるので、そりゃそれくらい気合入れてくれたらおちるに決まってます(笑)


■アイドルの集大成はコンサート

■コンサートの意味
 アイドルが一番変化を見せてくれる場所はコンサートですよね。やっぱり。1つのタームの集大成で、ある種発表会的な位置づけであり、グループらしさを明確に示す場であり、次の目標と変化を宣言する場だと思っています。

 なのでコンサートだけは、こんなこと興味持ってるの!?とか、この演出すっごく斬新!とか、こんな歌も歌うの!?とか、ダンスめっちゃ上手いじゃん!とか、なんでもいいんですけど、沢山驚かせてほしいんですよね。

 それに加えて、エイトレンジャーやおおみやみたいに、初めはファン全員が望んでいたわけではないかもしれないちょっとバカバカしくてアイドルらしくないこともやってほしいです(笑) それは、そのグループにしかできないパフォーマンスであると同時に、ファンとアイドルだけが楽しさを共有できる一種の内輪ネタだからです。

 さらに、コンサートでは、次のタームの所信表明をしてほしいと思ってるところもあるので、Re(mark)ableのようなシンボリックで攻めた楽曲を披露してくれるとものすごくわくわくします。

 そんなわけなので、ここ数年、国立コンの大多数に向けたお祭り的な雰囲気に変化が見られなくて、さみしいのかもしれません(ちなみに、最近だと君と僕の〜ドームの演出は好きでした)。

■常に相反するものを求められるアイドル業
 こうして書いてみて、私は本当にわがままだなーとしみじみ感じています(笑) 前提として、コンサートではアイドルとファンだからわかる何かを共有したい気持ちがあります。と、同時に、ファンには思いもよらないアイドルがそこにいてくれないと、幸せであったかくて安心してもワクワクドキドキはしないんです。

 グループらしさを出しつつ、それを裏切ってほしいんですその人らしさを見て安心しつつ、らしさを超えていってほしいんです。そして、アイドルには常に彼らなりの夢を追っていてほしいし、走っていく彼らの後ろを走っていきたいんです。

 初めてジャニーズのコンサートを見たときに、ディズニーのテーマパーク!って思ったんですが、その印象は今でもあんまり変わってないです。時々思い切って新しいアトラクションやパレードをやらないと、来場者数は伸びないわけで、グループのブランドを背負う重圧と戦い続けなければいけません。どこかで安住したらアイドルのエンターテイメントは終了に近づいていくだけです。
 
■Popcornリリース
 そんなことを思っていたら、ワイドショーで見たときに、翔くんが最後の挨拶で「行けるところまで行ってみたいと思います」と言っていたので、今年の所信表明を聞けた気がしてちょっとすっきりしました(笑)
 そして、Popcornという軽いタイトルのアルバムや、ツアーが決まっていることがすごく嬉しいです。やっと!!!って思いました。
 嵐はまだ本気で攻められないかもしれないけども、久しぶりに変化があるんじゃない!?と感じたからです。
(注:2012年12月31日現在、アラフェスも攻め、ツアーも攻めだったと認識しています!嵐さんごめんなさい!!笑)

■チーム嵐の難しさと苦悩
 あらしの場合、大きくなりすぎてしまって、背負うものも多ければ、いろんなしがらみで身動きが取れないことも多いんだろうなって感じています。変化しないことや、失敗しないことを求められることが多いし、そもそも求められるハードルが高いから返すだけでも大変
 嵐が自分たちの状況に戸惑ってるのもひしひしと伝わってきてました。

 また、現状維持が夢とニノが言っている状態だし、ファンも後ろを走っていくも何も現状を支えるだけで精一杯なんじゃないかと思っています。なので、1つのプロジェクトとして、かじ取りをしていくむずかしさと苦悩はずば抜けている気がします。

 それでも、ファンの期待に応えるのでは不十分で、ファンの期待を超えて、ななめ上に走り続けてこそのアイドル!という気持ちを私はずっと持ってるし、嵐にも変わらずそれを期待してます。逆にいうと、それを期待できなくなったら、担降りの日なんだと思います。

 とりあえず、嵐も台風の目の中にいても方向転換をあきらめてないし、そろそろ本気出して変化する気があるってことが分かっただけで、かなり幸せです(笑)
 特に嵐の場合は本当にハードルが高くて大変なんだけども、それを超えて、いつまでもドキドキワクワクさせてくれるアイドルだと私は思っています。
(また、カッコ内を書いている今は、嵐が期待を超えるアイドルだと確信しています)
 
 ファンクラブ全員コンサートいけるようにしてくれよ!とか、せめてグッズ楽に買えるようにしてくれよ!とかもあるんだけども、それは徐々に解決されるのを祈るのみ。嵐というか、事務所踏ん張りどころ!!!!!

 というわけで、何を言いたいかというと今は、これからあらしがどこへ向かうのかすっごく楽しみ!!!ということです。
 あとは嵐が楽しそうならファンも幸せです!


 とまあ、いろいろ書いてしまって申し訳ないです。
 アラフェスに入っていたらまた違う感想になるかもしれません。
 よかったら皆さんもアラフェス終わって、どんな感想を持ったか教えてください♪