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エンドレス・サマー

前向きで切ないアイドルたちが大好きです。

アイドル加藤成亮のルーツを考える

12/12にNEWSさんの新曲発売決定!!!
おめでとうございます♪

ぼやぼやしているうちに+act miniのインタビューがやってきてしまいましたので、早くもMyojo10000字インタビュー感想エントリーに、シゲアキ先生の登場です。
増田さんはこちら↓
アイドル増田貴久のルーツを考える - エンドレス・サマー

あと、+act miniはシゲ担になるかも?っていう人は必見ですよー!近いうちにこちらで紹介しますので、ぜひ本文をお手元に置きつつ読んでいただければなぁと思います。

+act. Mini (プラスアクトミニ) vol.19 (+act. 2012年 12月号 増刊)

+act. Mini (プラスアクトミニ) vol.19 (+act. 2012年 12月号 増刊)

Myojo、このころは「成亮」だったなぁ、とか思うと本当にいろいろなことを感じますね。まさか、今シゲ担でこんな文章を書くとも思っていない時期ですね。
昔のシゲのロングインタビュー、共感できることが多すぎて、感想がうっとうしいと思うので飛ばしつつ読んでいただければ幸いです(笑)
お付き合いくださる方は続きからどうぞ!

■Myojo10000字インタビュー(追記)
今回は、Myojoの2011年11月号に掲載の加藤成亮10000字インタビューを元に書いています。

以下、増田さんと繰り返しになります。
NEWSの10000字インタビューは2011年の7月号のぴーさまから始まり、手越さん、小山さん、まっすー、シゲアキ先生、離脱後の亮ちゃんへと続いています。
というわけで、この10000字インタビューを受けているときは、ファンは知らなかったものの、すでに2人の離脱が決まっている時期ですね。
そんなことを考えつつ、シゲのインタビュー感想スタートです!


■さびしがりやで自己防衛に必死だった幼少期
 小さいころの自分を「さびしがりだったかな」と語り始めたシゲ。ご両親の自立心を養う、という教育方針から、幼稚園のころからひとりで寝ることになり、それが嫌で仕方なかったといいます。
「ひとりっコで両親が共働きだったからか、人との距離のとり方がすごくヘタで、ちょっと、変なコだった」と本人が語る通り、べったり甘える機会も少なく、率直に感情をぶつける相手もいなかったために、素直に感情出すというような、周りが当たり前のように出来ていることが出来なくて、それになんとなく気付いていたから、恐る恐る、だけど絶対に失敗したくない一心で人と付き合ってきたのかなぁと思います。

 そんなシゲは、小2のときにクラスメイト全員から無視されてしまいます。理由は嫌われるようなことばっかりするから。「生意気で口が悪かったんだよね。全部、虚勢だったんだけど」「嫌われることの恐怖心がすごくあったうえに、同時に弱者になる恐怖心はもっとあって」「イジメられっコになりたくない一心で、気付かないうちに、イジメっコになってた」
 そのころの自分に、すごいショック、反省していると言ったシゲ。

 あんまり健全じゃないかもしれないけども、こういう気持ちすごい分かるなぁと思いました。私も甘えたり、感情出すのはいまだに苦手だし、特に子供のころは、変に達観してて同じタイミングではしゃげなくて、何かが出来るわけでもないくせに器用に立ち回れたらいいなと思っていたし。周りのキャラが濃すぎて、シゲみたいにクラスの中心にいたいとも思わず、早々に教室の端っこで平和にやっていけたらいいや、って思ってなかったらシゲみたいなことになってた気がします笑

 あと、どうにかイジメっコにならずにここまできましたし、もちろんイジメ推奨派でもないですが、シゲがイジメっコになってしまったのも、少しはわかる気がします。自分が牛耳る立場になっちゃうと楽じゃないですか。立場が安定するし、自分についてきてくれる人もいるし。シゲみたいな気持ちでイジメっコになってしまう子って、他に注目を浴びる手段も、人に好かれる手段も見当たらないというか、自分自身に武器がない・魅力がないって気持ちがどこかにある子なのかなぁと思うんです。出来るだけ安全かつ確固たる居場所が欲しいし、居場所がある、友達がいるってずっと安心していたくて、自分が安心して生活できることを最優先にしているうちに間違ってしまう子なんじゃないかなって気がしてます。
 だから、たとえばテゴマスみたいに運動が得意で、それを武器に出来る男の子だったら、シゲの性格も、幼少期の経験もかなり違っていたんじゃないかなとも感じました。

■カッコいいって言われたかった小学校高学年
 自分の感情を咄嗟に出すのが苦手だったというシゲ。ひとりになってから「あれ? よく考えたら腹が立つ!」ことがあるのに、ケンカの仕方も分からず一人でケンカのシュミレーションをして「自分で自分にケンカを売る」
なんとなくだけど、人付き合いに臆病なために、一時の感情で関係を大きく変えてしまうことにも慎重で、理性が強めなのかなぁと感じました。だから、感情を保留にして、理性が戻ってからアクションしたがるんじゃないかなと。シゲは「自分で自分にケンカを売る」うちにクルーダウンして理性で飲み込むことも結構多かったと思うし、どうしても収まらないときは効果的にケンカに勝つ方法を考えたりするんだと思います。

シゲのインタビューを読んでいると、感情表現が素直な方にとっては、不器用で考えすぎてて物珍しい性格に見える気がしますが、程度や方向性は違えど、似たような思いをしている人はそこそこいると思います(笑)
シゲみたいに率直に言葉にするような人もめったにいなくて、なかなかめんどくささに気付かれないだけで(笑)
だから、シゲの中身を知れば知るほど、ついつい応援したくなる人が多いのかもしれないですね。

いろんな失敗をしながらも、小学校5、6年からは友達もでき、目立ちたがりなために変わらずにクラスの中心にいたいタイプだったシゲ。そのころは自分を大きく見せたくて、カッコいいっていわれたいし、ファッションにもこだわっていたといいます。でも過去の人間関係を引きずってか、「どこかでメッキがはがれるんだろうなって予感もあって、ゆがんでましたね(笑)」と少しシビアな目線を持ちつつも、「とはいえ孤立する勇気もない。さびしがりだったんだと思う」と語ります。

いやー、シゲのインタビューは心えぐられますね!ついつい自分を投影しがちになってしまって申し訳ないです。
読みやすいように、ちゃんとフィルター通してくれてる語り口なんだけども、言葉も感情もすごく率直な人ですよね。見せないだけで、何もかも保管してあるし、伝えるって決めたことは正確に伝えてくれるので、そこまで言わなくてもいいよ!ってシゲの代わりにこちらが痛い気持ちになってしまいますねー。

たぶん、この幼少期が、NEWS結成後もメンバーに対して少し受身な感じだったり、アイドルとしての不器用さにも繋がっていると思います。あと、シゲがアイドル業を手放さなかったのも、誰かに構ってもらいたいし、誰かの特別でありたい、みたいな気持ちが割と強めだからなのかなぁともちょっと感じてます。そして、続くJr.時代のエピソードにも、正直だけどちょっと見栄っ張りで、周りに構ってもらいたい寂しがりな成亮少年の姿が浮かんできます。

■何か仕事をするなら芸能界だった
 SMAPが好きで、タッキーにも憧れがあり、アイドルがすごくカッコよく見えたといいます。自分が優柔不断(というか、好奇心旺盛って感じじゃないかな?)だと分かっていたというシゲは、何でも出来る芸能界で「やれたらいいな」との気持ちからジャニーズ事務所に応募。応募したことをクラスの友人に言っちゃって「ジャニーズになれると思ってんの?」と冷やかされながらも、一年半経ってようやく返事が来て、オーディションへ。オーディション中に社長が声をかけて態度を変えたら落ちると聞いていたシゲは、特別なアピールは全くしなかったものの、社長を前にしての平然とした態度も評価されたのか(笑)、晴れてJr.になり、アイドルとしての第一歩を踏み出します。

■エリートなJr.時代
 まっすーとは反対に、シゲのJr.時代は「経歴はエリートです(笑)」と本人が言うくらい、エリート街道まっしぐら。「1ヶ月後には沖縄、3ヶ月後にはハワイに仕事でつれて行ってもらって、半年後にはマイクも持たせてもらった」その一方で、「自分ができていないこともチョーわかってた。だから、いつもドキドキしてたし、いっつも緊張してた」「なんにもできないんですよ。歌もダンスもなんにも」「なのに、Jr.の立ち位置はドンドンよくなるし、仕事がドンドン入ってくる」自分の出演した部分をすべて見ていたために、実力不足も冷静にも見れていた。そして、このエリートっぷりは、先輩にとっては生意気で可愛げのない後輩にも見えたのか、同期や後輩とは仲がよかったものの、「俺は先輩のこと好きだし、尊敬してたけど、態度ではあらわせなかったんだよね」「かわいがってほしかったし、さびしかったですね」と先輩と上手く関係を築けなかったと語ります。

 その後、増田さんが驚愕した「受験休み」期間へと突入(笑)そのころは「自分がデビューできるなんて思ってな」く、いつまでトントン拍子が続くかも分からず、小一からの塾通いの成果も放棄したくなかったために、受験を選んだといいます。受験が終わった後に、社長に「受かりました! また仕事したいです」と電話し、呼び出されたリハーサル室で昼の連ドラが決まります。

 続いて受けたオーディションで金八出演が決定。周囲からも「受かりそうだよね」と言われた金八で、一気に知名度も上昇したものの、友人に冗談で言われた「おまえの芝居だったら、俺のほうがうまいと思う」という言葉にもヘコむくらい、「自分が演技できない」ことを痛感し、葛藤の大きい時期だったといいます。「経歴はエリートでも、自分の中では全然仕事に追いついてない」と再度客観的に見た自分の実力とどうしても向き合うことになった仕事にもなりました。

その一方で、「現場は楽しい」し、「ダンスも芝居も歌も、年を取ればうまくなるって思ってた」「すべては時間が解決してくれる」と思っていたために、シゲの言葉をかりるのならば「それなりに」努力はしていても、全力ではなくて、アイドル業の楽しい側面だけを極力味わって満足していたのかなぁと思います。しかし、その思い込みはデビュー直前に覆され、「そうであって欲しいと逃げていただけ」「年のせいなんかじゃ、ごまかせない」と理解することになります。

シゲは「エリート」であるがゆえに、普通のJr.たちの少しでもポジションをあげるためにがむしゃらになるような経験が少なく、手越さんと同じように、デビュー後にJr.時代の苦悩を味わった人なんだろうと思います。デビュー後は、理想の自分と現実の立ち位置のギャップに傷つき、でも、どうやって差を埋めるかも分からなくて、もがきにもがいたんだろうなぁとも感じました。

そして、ここで注目すべきは、一見思い上がって舞い上がっていたようなJr.時代ですが、決して自分に溺れていたわけではなく、実力不足だと誰よりも自覚していたところ。芸能界ではさぞ生きにくいと思われる「客観性」をこの年から発揮していたことも分かります。それでも次のアクションに繋がらなかったのは、トントン拍子だったために真正面から向き合わなくてもやっていけていたし、本人の語る通り、逃げていたという言葉がハマるんだろうなぁと思います。あと、後半を読んでも思うんですが、真剣に向き合い始めたら自分が全く身動き取れなくなるし、そこから抜け出すのに時間がかかるからあえて見ないようにしていて、それが結果的により大きな壁になってしまった、ということなのかなと。

Jr,時代のシゲだってもちろん必要な努力はしてたと思うし、アイドルと一緒にしたら失礼きわまりない話ですが、こういう気持ちもすごく分かります。
ジャニーズの人たちって、自分を信じて、足りないことをちゃんと正面から越えていくような、まぶしい人ばっかりで、さすがアイドル!という気持ちにもなるんですが、その中で自分の限界を冷静に見てしまったり、自分は平凡だってどこかで思っていたシゲには全くちがう苦労があって、シゲだけに必要な決意と覚悟があったんだろうなと感じます。

■デビューが挫折の始まりだった
 デビューは「ゴールみたいな存在」「選ばれたいって、もちろん思ってた」「(選ばれて)嬉しかった。だけど、実力が足りないのも感じてた」と滑り込んだようなデビューに確信を持てないまでも、「デビューできたんだから、未来あるじゃん」と心機一転努力しようと決意をしたそうです。しかし、デビュー直前に振り付け師さんにとうとう「お前は、甘えてる。実力が追いついてない」「今からでも外せるんだぞ。ひとりで残って練習しろ」と言われてしまい、「時間が解決なんてしない。自分ががんばるかどうかなんだって、圧倒的に気づいた」帰り道にひとり泣いたといいます。

 それでも、不安よりもデビューできるうれしさが勝り、「未来が輝いて見えた」と語ります。しかし、その後、もうひとつの大きな壁にぶつかります。「輝いていたのは、未来じゃなくて俺以外のメンバーだった」と、それぞれの強みが明確なNEWSの中で、自らのキャラクターと、NEWSにおける加藤成亮の存在価値を見つけられない、というすごく大きな問題でした。
 それゆえに、「俺は足を引っ張ってる」「俺がいなければ、NEWSはもっと上にいけるはず」「コンプレックスの塊だったから、“NEWSにいていいのか?”ってずっと考えてた」「(芸能界を続けられないとしても)もうNEWSをやめようとも思った」と苦悩が続きます。

 そして、自分にできるのは、みんなが大変だと思うことを率先してやることだと思い、バレーの応援をしているときに、誰もやりたがらない朝早い仕事に立候補したものの、冗談でマネージャーに「お前はいいよ(笑)」と言われたことが苦悩をさらに深めます。「最初はしがみつこうと思った」と考えていたシゲですが、「人が嫌がることすら必要とされていない。もう選ばれた自覚も責任もなくて、“俺いらなくないか?”ってことばっか考えるようになっちゃって」と、とうとう心はズタズタに。生中継のリハで「メンバーが輝いて見えて」涙が止まらなくなったことも。

 自分自身の問題だったために、悩みを誰にも相談できず、「ついに自分を守ってた虚勢が全部はがれたなって思ってた」と、見たくない自分の姿にも、先延ばしにしていた問題にも、向き合わなければいけなくなります。
 手越さんのインタビューでも、デビュー後に実力不足で苦悩した、とのお話がありましたね。シゲの場合は手越さんとは性格と経歴が違うために、自分が張りぼてだと認めるところから始まり、ずっとずっとこの苦悩の先を探し続け、ようやく結論が出て、前向きになれたのも本当に最近だと思います。

 いつも思うんですが、たぶん、シゲはアイドルじゃなかったらこんなにも苦悩することはなかった気がするんですよね。こうやってインタビュー読んでても、昔から頭よくて理性的な人だし、イケメンさんだし、人間関係のトラウマはあっても、ちゃんと克服してきていますし、一般人だったらあんまり苦労しないで幸せな人生送ってる気がします。この頃に、シゲがコンプレックスに思っていることは、ひっくるめて「アイドルマインド」「タレント性」だと思うんです。特に、シゲは「アイドルマインド」を持っていなかったために、苦悩したんじゃないかな。自分を信じるとか、逆境になればなるほど燃えるとか、ステージに立つためになんでも捨てられるとか、感情をストレートに出すとか、客観的で冷静なだけに、自分に盲目にはなれず、かといってプライドを捨てられるわけでもなく、それがシゲの壁になっていたような気がします。

輝かしいスターに囲まれ、グループのメンバーとして対等に、肩を並べなければならない立場になったからこそ、アイドルとしての差を痛感することになったシゲ。人間としてはシゲってすごく魅力的だと思うし、シゲの人間性が魅力じゃなかったらジャニの難しい先輩たちと仲良くなってないと思うんです。ただ、それがアイドルとして直球の魅力じゃなかったために、シゲは「アイドル加藤成亮の武器」を見つけるためにもがき続けることになったのではと感じています。
 また、+act miniの感想でも触れると思いますが、この頃のメンバーに対するコンプレックスは根深く、今も解消されていないんだろうと感じていますし、シゲにとってメンバーと肩を並べ、さらにもう一歩前に出ることがひとつの目標になっていると思っています。

■ファンレターに背中を押される
「きれいごとに聞こえちゃうと思うんで、あんまり言いたくないんですけど」と前置きをしながらも、「ファンの存在が大きいです」と語ります。ファンレターを読んで、「こんなに気持ちを込めた手紙を、俺は書いたことなんてない」と改めて実感し、「その込められた思いに救われたんです」「誰に、何を思われても“この人たちのためにやるんでよくねーか?”」と思ったシゲ。
 そして、最後に「俺はなんでここまでやってきたんだ?」「ヘタだ、いらねーって思われながらもなんで続けてきたんだ?」と問いかけ、「俺はここにいたいんだ」「好きだからここに立ってるんだ」「誰の意思でもない、自分自身がやりたいからやってたんだって」とひとつの答えにたどり着きます。
 なんだか、ファンのおかげです、で終わらないところがシゲらしいなぁとすごく思います(笑)
 常々シゲは本当にアイドル業に執着がある人だと思っていますが、このエピソードも如実ですね。

■活動休止でNEWSの大切さを実感する
 2006年の活動休止は、ようやく苦悩のトンネルから抜けかけたのとほぼ同時期。かれこれ3年くらいは悩んでいたのかなぁ。想像するだけで辛いですね。
活動休止の時期のことは、「つらすぎてなのか記憶が飛んでる」「“どうする、この先?”とか、いろんな想いがグルグル頭の中を駆け巡って、悲しんでる暇さえなかった」と言います。小山さんとカフェで落ち合ったものの「“こんなことになっちゃったね”って言ったあと、ずっと無言だった」

 正直、他グループのデビューや活躍を見るのは辛かったといいます。そして、活動再開のカウントダウンコンサートがやってきます。NEWSの出番まで楽屋で待っていたコヤシゲ。「山下くんはソロで、錦戸くんは関ジャニ∞で、手越とまっすーはテゴマスで出てた」のを見ながら「俺と小山で、“俺たちなんもなくね?”」と語り合ったといいます。
「ソロでできる実力がないことをわかってたけど、現実として突きつけられたというか。NEWSがどれだけ大事かが改めてわかったし、NEWSに甘えてることもわかった」
「年越しのカウントダウンもふたりっきりで控え室でジャンプして」
「ここにいるのと、ステージにいる差、階にしたらわずか1階の差だけど、圧倒的な差があるんだなって」
と、再開は同時に苦い記憶にもなっています。

しかし、「ステージに上がったときに見えた景色は、一生忘れられないと思う」「待っててくれた人がいたんだって」「お客さんの中には泣いている人もいて。“俺だよ、泣きたいのは”って、ずっと思いながら歌いました」
 時々思うのが、このカウントダウンの記憶がコヤシゲの絶対的な絆の核でもあるし、陰の部分でもあるのかなぁということですね。あとは、この記憶が、新生NEWSに向かう上での、グループに対する特別な思いにも、動力にも、いろいろなことを慎重に進めていった姿勢にも繋がったのかなぁという気もしています。

■「魅力って何?」
 活動休止を超えて、前向きにアイドル業に向き合い始めたシゲですが、思いとは裏腹に今度は個人の仕事がなくなっていき、また大きな壁にぶつかります。「個々の活躍がグループのためになるってことも頭ではわかるのに」「なんで俺にはがんばる場すらないんだって」「でも、どうやって仕事がくるかがわからない」と、メンバーの個人仕事を喜べない時期もあったといいます。
 ライブがあったときにはめちゃくちゃあがっても、終わった後は虚無感がひどく、最初は遊んでばかりいたものの、心の片隅で考えてしまって楽しくない。本を読んだり、ドキュメンタリーを見たり、必死に状況を変える手段を探すものの見つからず。

それを変えるきっかけになったのは、意外にもテレビでのニノの発言。「自分だけ仕事がなくて、メンバーはみんながんばってて、自分に何ができるだろうって悩んでた」と、硫黄島のオーディションをもらうきっかけとなったエピソード。「もちろん、二宮くんは芝居の実力があったから、そこで認められたんだけど」「考えるだけじゃ何も始まらない。大事なのは行動だ」とすぐ仕事がもらえると思わなくても、事務所のえらい人に相談にしてみようとアクションを起こします。

 しかし、そこでは厳しいことをたくさん言われ、中でも「自分の魅力って何」と聞かれたことに一番グサッときたといいます。そして、その問いに答えられなかったシゲは、
「答えられないから、俺は立ち止まってしまったんだってわかった」
「俺はこういう性格だから、その問いには、自信を持って答えることは一生できないと思う」
「でも、“自分の魅力は?”ということを、探し続けなきゃいけないって」
「それが去年の11月。そこで吹っ切れた。“今、走らなくてどうする?”って」
苦しさを受け入れて、大きな一段を上ります。
 その一段を上ったことで「自分の中では生まれ変わった感じがすごいある」
「自分のやれることからやろう」
「そしたら、すっごい最近楽しいんですよ」
「今までは、うまくできないとか、あれができないとか、ないものばかりをうらやましがって楽しめなかったから」
「今は、将来楽しむための準備期間」
「スタートラインに、やっと立った感じです」
道は見えないまでも、進むことだけは決意を固め、シゲなりのアイドル道の進み方を手に入れたような気がします。

■アイドル加藤成亮の覚悟
「“俺なんてダメだ”“どうせダメだ”って思ってた」
「でも、まずは自分を好きになろう」
「自分で自分を殺さないようにしよう」
「俺にとってはJr.時代は大きなかん違いの時期」
「もちろん、それなりの努力はした。でも、それなりじゃダメ」
「勝手に誰かが自立させてくれると思ってたら、絶対に自立なんてできない」
「ほとんどの人は、自分でがんばらないと、努力しないと、花咲かずに終わっちゃう」
「“いつか、いつか”って言ってるだけの人に、いつかは絶対に訪れない」

 ビジネス書とか、啓蒙書もかけると思うよ!と思うくらいの名言ばかり。ずっときらきらしている花々に囲まれて、自分には水をあげても花は咲かない、と思っていたシゲが、花が咲くかもわからず、その花がきれいかもわからないけど水はあげよう、ってそう決心したんですね。 シゲにとって「魅力は何?」って聞かれるほど恐ろしいことはなかっただろうし、それの答えを見つけるために踏み出すのも怖くて怖くて仕方なかっただろうし、シゲにとって、その一歩はどれだけ大きい一歩だったんだろう。なんかもう泣けちゃいます。

「俺、今でも何かの間違いで、この事務所に入っちゃったんだなって思うんです」「だからこそがんばれるというか」と語るシゲ。ジャニーズは手越さんのように「俺はもっといける!」との思いが原動力になるタイプが圧倒的に多いといいます。しかし、コンプレックスだらけのシゲはそうではなく、ダメな自分を好きになろうとの気持ちを原動力に、「人は自分の歩幅でしか歩けない」「“ダメだけど、がんばるよ”みたいな」「負け犬の美学じゃないけど、俺は、足元を見つめながらでいいから、一歩ずつがんばります」と着実に歩みたいとの思いを語ります。

そして最後に、今後の目標について
「今はとにかくガムシャラに走る。なにができるか、どうしたら成果がでるかなんてわからないから」
「将来の夢を聞かれると“60才になってもカッコいいおじいちゃん”って答えてる」
。それはつまり、「現役な人だと思って。その年になっても走る場所がある人、戦う場所がある人ってどれだけすごいか、今ならわかる」

「だから俺は、ガムシャラに走りたいし、走り続けたい」
「いくつになっても、戦う場所を持つ男でありたいから」

ううー、このあたりは離脱の話を聞いた直後くらいだと思うと本当に泣けて仕方ないです。シゲはこの時期からどんな壁があっても、何を言われても「戦う場所≒NEWS」を残したいって気持ちを持っていて、そのために何でもする覚悟を決めたんだろうなぁ。


■まめかんの思う加藤成亮
 このエントリーでは、新生NEWS始動前の“加藤成亮”について書きたいと思います。始動後(つまり今現在)は+act miniのエントリーをお待ちください笑
 
 生い立ちは、納得でもあり、意外でもあり。なんとなく、真面目な家庭で育ったのかなぁという印象は受けていました。あと、ひとりっこなのに鍵っ子って言うのも言われてみたら納得でした。シゲは自立していて落ち着きがあるし、周りに頼られるような役回りなのに、どこかさびしそうで不器用なたたずまいなんですよね。どんなに楽しそうにしていても、ふとした瞬間にどこか少し陰があるというか。
あと、一人で何もかも解決していこうとする、自分で抱え込まずにはいられない傾向も幼少期からなのかなぁとも感じました。

トラウマからか、人と気持ち距離を遠めにとる習慣をつけたからか、相手の好意を気持ち少なめに見積もる傾向もあると思うし(これは自己防衛のひとつかも)、あえて正確な距離感をつかまないようにしているためか、相手から来られる以上に、誰かに甘えたり、メンバーに絡んでいくこともしませんよねー(小山さんは除く)。だから、秩父宮の行動が驚愕だったわけですが(笑)
物事に対するそれなりの器用さ、深く考え込む思考、真面目さ、理性の強さ、客観的な視点、プライドの高さ、繊細さ、素直さ、全部シゲの強みであり、同時に苦悩の渦に巻き込んだ原因でもありますね。

あと、私は、シゲがアイドルを選んだこともすごく不思議だったんです。その答えもぼんやり見えてくるインタビューだったなぁとも感じました。
もともと、シゲは自分がアイドルになれるって思ってる人ではなくて、なれたらいいな〜って思ってる人だったし、本気で目標にしたら辛すぎるから、デビューまではずっとそのくらいのいざとなったら捨てられるくらいの距離感でアイドルをやっていたんだろうなぁと思います。
自分は特別じゃないと思っていたさびしがりで構われたい男の子が、たくさん光を浴び、たくさんの人たちが自分を待っているステージに魅了されていき、デビューをきっかけに、アイドルとしての未来を信じようと考えはじめた時には、辛くても辛くても手放せないくらい魅力的な場所になっていたんじゃないかな。
まっすーと似ているようで、少し違う理由で、ステージに魅了されたんだと思います。

本人も語っていたけど、シゲは永遠にステージに立つことが憧れだと思っている人だし、こうやってアイドルを続けることが夢なんだと思う。
私、シゲはいろんな意味でジャニーズっぽくないというか、ジャニーズとして生きるには生きにくい人だと思ってるんです。それを超えていくための、すべての動力源が「アイドルを続ける」ことに詰まっていると思う。
それが、ほんとに眩しい。

きっと、本人も散々そのことに悩んできて、でも根本的な性格の問題だから、悩んでも解決はしなくて、それでもどうにかしてアイドルを続けるために模索していて、少し前までは資質とグループのバランスも吟味したうえで、あえて王道のアイドルにはならないように違う道を歩んでいましたね。そして、今は4人しかいないから、王道のアイドルになるしかないと決意して、もう一度アイドルらしいアイドルとして歩むと決めて、魅力を磨きなおしています。

まめかんが、そんなシゲの魅力をひとつあげるならば、「自分に自信のない普通の男の子が苦悩しながらも、アイドルとして輝いていくストーリー」ですね。つまり、シゲの生き様が魅力だと思ってます。もちろん、頭の回転や言語センス、素直な人柄もすごく素敵だし、作詞・作曲のセンスも好きだし、文章力も大きな武器だと思うけど、やっぱりこれかなぁと思います(普段は他のところにはしゃいでるけども笑)。

シゲを見ていると、本当は雲の上のアイドルなんだけど、偶像化するには少し人間味がありすぎて、ついついそれを忘れてしまうんですよね(笑)
私は、等身大の青年“加藤成亮”が、普通の人のように悩み、苦しみ、だけども壁を越え、雲の上のアイドルとして周りに負けじと光り輝く瞬間が、本当に魅力的だと思います。だからかなぁ、昔のシゲって儚いけどすごく鮮烈な光、って感じがします。

苦悩も陰もできるだけ見せずに、明るさ100%が正統なアイドルなら、昔のシゲはだいぶ異端だろうなと思います。でも、陰があって不安定だからこそ光がとっても映えるし、ファンも気になって仕方なくて目が離せなかったんだと思う。ファンの方も、陰が濃いからこそ、もっと自信をつけさせてあげたくなるし、文章だったり写真だったり料理だったり、シゲが積み重ねてきたことが評価される瞬間が誰よりも嬉しいし、メンバーに認められていったことも誇らしい気持ちになったんじゃないかな。
私はその頃のシゲも、ファンの方の思いもほとんど知らないから、もちろんすべて想像に過ぎないんだけども(笑)

少なくとも、コンサートで見る限りは、こんなに鬱屈してる人だとは思わなかったし、コンプレックスを抱えているようにも見えなかった。それくらい、わかりにくくてわかりやすい人なんだと思う。
きっとこの頃に、加藤成亮っていうアイドルとちゃんと出会っても、私は、シゲを受け止める自信がなくてファンになっていなかったと思う。それくらいは、重たいアイドルだったろうなぁと思います。

でも、今のシゲに出会って、こうやって少し前のインタビューを読むと、いくつもの大きな壁を越えて、悩んで悩んでどん底見て、一歩ずつがんばるしかないって語るシゲの言葉が、すごく心に響きました。
こんなにたくさんの壁にぶつかって、一つ一つ進み続けて、ようやく今の“加藤シゲアキ”がいるんですよね。この挫折と苦悩の多かった何年もがあって、今があるんだ!ってことをすごく感じました。きっと、新生NEWSを見た時に、本人もファンの方もすごく誇らしい気持ちになったんじゃないかなぁと思っています。

だから、辛くて、立ち止まったときにシゲの姿だったり、言葉に触れたら、次の一歩を踏み出せるようにそっと背中を押してもらえる気がします。
いろんなことを乗り越えながら、夢に向かって、ファンの数歩先を歩き続けてくれるシゲの背中が、いつだって希望を思い出させてくれるからです。
私にとって、アイドル“加藤成亮”は誰よりも応援したくなる人で、シゲを応援することで私が応援してもらっているような、そんなアイドルだと思っています。

変貌を遂げたこれからの“加藤シゲアキ”が、自分の持ってる武器を存分に使って飛躍する姿を、一緒に見て行きたいなぁと、改めて思いました。
ほんと、加藤シゲアキ、オススメです!笑

後半ポエムになってすみません(笑) すごく反省してます。
インタビュー読み終わって、日本を元気にするアイドルって実は加藤シゲアキなのかもしれない!なんてことまで感じました(笑)

シゲがあえてトラウマを全て語ろうとしていたらしく、辛い話が詰まったインタビューなうえに、印象的なところだけチョイスしてるので、これだけ読むとめちゃくちゃ暗い方みたいになってますが、普段はそんなことないので!
明るいところもあるし、常に重荷を背負ってるような顔をしてるわけじゃないし、特にコンサートだときらきらと輝いてるイケメンなアイドルですよ!!笑
まめかんだって、暗いだけの人を応援できるほど心強くないです笑
ただ、私は、シゲのストーリーは武器だと思っているし、苦悩があったからこそ、知れば知るほど底知れない深さがあって面白いアイドルだなぁとも思ってます。

ちょっと辛いこと、悲しいことがあって乗り越えたいときに、Myojoの「加藤成亮」インタビューお勧めです!記事の都合上かなりの明言を泣く泣くカットしてますし、手に入るようならぜひ読んでみてください><
シゲのいいところも、弱さも、10000字読み終わって、読んだ人なりに感じてもらえたらいいなぁと思う素敵なインタビューでした。

そして、前回に引き続き、紙面を送ってくださったNEWS担の先輩に大きな感謝を!
感想や、ご意見、質問等ありましたら、コメントorリプでお待ちしています♪
長々とお付き合いいただいてありがとうございました!