エンドレス・サマー

前向きで切ないアイドルたちが大好きです。

“加藤シゲアキ”が飛躍する時(後編)

前回の続きです。前編↓
”加藤シゲアキ”が飛躍する時(前編) - エンドレス・サマー

参考資料は前回同様2012年10月末に発売の『+act mini VOL.19』です。

+act. Mini (プラスアクトミニ) vol.19 (+act. 2012年 12月号 増刊)

+act. Mini (プラスアクトミニ) vol.19 (+act. 2012年 12月号 増刊)

ちなみに、2012年以前の“加藤成亮”が気になっている方は、こちらのエントリーを合わせてお読みくださると参考になるかもしれません。
より一層、成長と変化を実感できると思います。
アイドル加藤成亮のルーツを考える - エンドレス・サマー

今回は、とうとうシゲが羽ばたきますので乞うご期待!!!笑
お付き合いくださる方は続きから!

■“影”から“日向”へ
 今もなんだけど、と前置きをしながらも、それまでは、NEWSには他にかっこいいメンバーがいるから、自分はちょっとブサイクなほうがいいと思っていたという。
「なんか凄く遠慮してたんだ。引き立てる立場として自分はどうあろうか?みたいに思ってたりしてた」
 小山さんが「シゲは“影”に徹することが出来る人」と語るように、ある意味グループバランスを考えての結果だったんだと思う。グループバランスを考えたら、あれだけセンターに相応しい人たちが沢山いる中で、前に出る役目じゃないと考えるのも分かる。
 ただ、私は全員が前に出てから、グループの本当のバランスが決まり、成功が見えてくると思っているから、ここは同意はしないけど!笑

 しかし、4人になったことで影になる場所は無くなった。陽があたる場所に出ることになったシゲは、「王道じゃないけどストライク投げなきゃって直球でいったのが、この半年くらい」と、離脱した2人の担っていた部分を意識的に引き継いでいった。
「今でもさ、褒められたりするとむず痒い」と性格は変わらないけれど、まずひとりで、自分の中で凄く思考するような、そういう部分はかなりスッキリしたと語るシゲ。
「“求められること”をやろう!みたいな。わりと大人になった」
 これまでは、“求められること”が分かっても、“普通の男の子”感覚が強かったのと、内面の葛藤やら理性の強さがシゲを縛って、上手く応えられなかったのかも、と感じました。
 そう考えると、シゲの理性は長所であり、短所だったんだけども、感情を表に出せるようになってからは完全に武器になったなぁと、そう思います。

■「メンバーと抱き合いたい」
 正直、この発言には、秩父宮公演で1、2を争うほど度肝を抜かれました(ライバルはAddictの映像とバンビーナの衣装!笑)。
 多分、秩父宮公演の頃なんて、ファン暦一ヶ月くらいだったと思うんですけど、そんな身でも加藤シゲアキ、そんなこと言うやつじゃないよね……!?」と驚きを感じました(笑)
 ツアーが終わった今となっては、色んな人からハグのことを言及されるためか「俺、後悔してるんだよね(笑)」と言うシゲ。

“今までの加藤君だったら、言いたいことも一度グッと飲み込んで考えてっていう人だったと思うけども、あのときは違った”
“素直な気持ちが出ちゃったんだなって。出ちゃったことが凄いなって”
“あんな風にかわいく出ちゃうことってなかった訳でしょう?”

 ここのインタビュアーさんの言葉、本当にファンの感想そのまんまじゃないですか?笑

「わりと自分で自制するタイプだから……」と認めつつも、シゲとしては「それ、意外だったんだろうね? 自分的にはそんなこと思ってなくて」
「“何あれ?”“どうしたの?”みたいなこと言われても……恥ずかしいじゃん(笑)」
くらいのテンション(笑)
 確かに、あっさりキスしてる先輩や後輩がいる中で、飛びついたとはいえハグ……と思うと大したことは無いんだけど、逆に言うとジャニーズ間の接触は見慣れているメンバー、メディア、ファンを含めた“みんな”がたかだか“ハグに言及する”ことにかなりの衝撃だったことを実感して欲しい(笑)

 わたしの驚きはたぶんインタビュアーさんと一緒で、「シゲってこんな形で感情表現出来たの!?」という驚きだったんですよね。普段は「感情→理性→言葉」だったのが「感情→行動」だったから。笑
 感情がそのまま行動にまるまる出ていたんだけども、すっごい楽しそうだったし、幸せそうだった。
 理性が強い人が感情をそのまま“行動”に出すってめちゃくちゃ難しいことだと思うんです。アイドルには必要な要素だったとしても、自制が染み付いている人にはすごく難しい。
 だから、その難しかったはずの行動を、あっさり、自然に出来ていたことに「!?」ってなるしかなくて。
 あの瞬間に、「ああ、アイドルだよ……!」と思ったんですよね。笑

 もちろん、全部のストッパーを吹っ飛ばすくらい、NEWS再始動やツアーが出来る喜びも大きかったから、出ちゃったんだと思うんだけども。
 でも、それを加味しても、簡単にストッパーが外れるくらい、シゲを縛っていたいろんなものがするっとなくなったんだなぁとも思いました。

■「だってそっちのほうがいいじゃん」が分かった
 インタビュアーさんの“凄く軽やかになりましたよ”という言葉に、うなずいたシゲ。
 私もまさしく!という気持ちです(笑)
 それまで、一周考えないとダメだったうじうじしてた自分がスッキリした、と言います。
 白と黒の衣装どっちがいいかとなった時に「白のほうがかっこよくていいっしょ!」と言える手越さんがいる一方、シゲは黒がダメな理由か、白が良い明確な理由か、考えが遠回りで無駄になっても、とにかく納得できる理由で安心が欲しかったと言います。
 それが、最近「だってそっちのほうがいいじゃん」が分かるようになった。
「ライブで増田が“スペースシャトル”やります!ってなったとき、“スペースシャトルかぁ”とは思うけど(笑)、でも、面白いよなぁって。この4人にしか出来ないしなぁって、すぐのれるようになった」
 昔の自分を「“あまのじゃく期間”みたいなのがあった」と評し、「今は素直になった」「だからもう、自分の欲がなくてさ。準備だけはしておこうと思うけど、なんかもっと楽しもうとか」と話すシゲ。
 それでも出てしまう“矛盾”はいつか本に書けばいいや、そう考えるようになったと言う。

 10000字の記事をあげたときにも思ったし、この記事でもしつこく書いてますけど、シゲってとっても理性的でロジカルですよね。
 私は『ピンクとグレー』でも、『ヴァンパイアはかく語りき』でもいんだけど、シゲのロジカルさから生まれてくるものが好きで、魅力だと思っています。
 ただ、前はそれに雁字搦めになっていて、飛躍したものや感覚的なものを飲み込むのも、吐きだすのも苦手だったから、大変だったんだろうなぁと。

■“ありがとう”と“ナメんな!”
 再始動までを通じて、沢山のことに気付いた、気付かせてもらった、と語るシゲ。
「本当に、メンバーみんなを凄いと思った」
「ファンの人も凄い。こんなに熱くてあったかいって……自分の感謝が足りてなかったなと」

  
 その一方で、チャンカパーナが1位を取ってから、毎日考えていることがあるという。
「“ほんっとに感謝してます!”と“ナメんじゃねぇ!”ってこと」
「感謝だけしたってダメだから、“俺をナメんじゃねぇ!”と自分に言って、感謝して……」

 ほんっとシゲって頭がいい人……(笑)
 シゲの言うとおり、わたしは“ナメんじゃねぇ!”って言ってるシゲの行き先が見たいからこうして見ているわけで。
 感謝の気持ちを“ナメんじゃねぇ!”って思いながらやってるお仕事で返してくれたら一番嬉しい。笑

■色んなものを“捨てられた”
 昔だったら、本番に肩肘張って頑張っていたところを、準備を努力して本番では肩の力を抜けるようになったといいます。
「いい意味で『頑張り過ぎない』みたいな」
「だから、ついつい油断してメンバーに抱きついちゃったりするんだろうけど(笑)」
「色んなものを“捨てられた”って感覚に近い」

 何かを“得た”んじゃなくて、“捨てられた”っていう表現に、グッと来ますね。
 シゲがそんな風になれた理由には、“小説”の存在もあるし、“心の断捨離”もあったといいます。
「名前表記変えちゃったりとかしてさ。いまだに“なんで?”とか言われるんだけど、それって俺にとっては凄く必要な作業で」
「とにかく変わりたかった」
「多分人からは理解されないんだけど、俺にとっては超大事な通過儀礼

 わたしが勝手に想像している部分もあるし、それを書こうと思えば出来るけども、当たり前だけど正確に表せるわけではないし。
 この下りはシゲの言葉のまま、受け取って欲しいなぁと思いました。
 ただ、通過儀礼”という表現がすごく腑に落ちた、ということだけはお伝えしたいです(笑)

■先輩・大野智の存在
「小説に関しては、想い描いた理想の形に着地できて、自信と言うかさ、よかったって思う」と、これからもっともっとNEWSに貢献していきたい、と語るシゲ。
 しかし、小説家デビューの時ですら、色んなことを言われたという。
「歌とか踊りっていうタレント力よりも自分の得意ジャンルに逃げたって」
「それもナメんな!と思って」
「ダンスも歌も、もう一回いちからやり直したる!みたいな気持ちもあった」

 なんだろう、わたしが思うNEWSの面白さに、きれいなビジュアルと白の似合うたたずまいからちらちらのぞく“反骨精神”があるんだけど、これもまさに!ですよね。
 シゲがこれだけ「ナメんな!」ってなってることに結構驚いたんですけど、それくらい悔しい日々だったのかも……と想像しちゃいまいます。
 少年倶楽部プレミアムで「こんな泥水なめるかって思った」というような発言をしていて、他担から反感をかうだろうなぁとかも思ったんですけど(笑)、感覚値としてはその通りだったんだろうと、これを読んでいて感じました。
 たぶん、周りからのぐさぐさ突き刺さる本音をたくさん聞かされることになって、人の汚い部分もたくさん見ることになった、そんな時期だったんじゃないかと思う。

 そんなシゲがデカい、と語ったのが大野さんの存在
「本を書いたときもね、“凄くよかった”って言われたの」
「“シゲ、やってよかったよ。続けたほうがいい”って」
「この間も“大野君って天才じゃないですか”って俺が言ったりすると、“天才じゃないよ。俺だって色々あるよ”って」

 シゲに切り取られる大野さんの人間性にほろり。シゲの状況だって想像はしても逐一聞いてるわけじゃないと思うんです。そんな中で、こんなにシンプルかつあったかい言葉で後押しする大野さん。すっごい素敵で、泣かずにはいられない><
 シゲは大野さんについてもう少し語っているんだけど、大野さんの言葉の一つひとつがシゲの中に、すごく丁寧に丁寧にしまわれているんだろうなぁとも思った。
 きっと、シゲは雲の上にいると思っていて、追いつけない存在だと思っていた大野さんの“俺だって色々あるよ”にすごく救われたんじゃないかな。
 シゲから見たら天才にしか見えない大野さんだって、初めから歌が上手くて、ダンスがすごくて、お芝居が出来る人なわけじゃなくて、勉強を沢山して努力を沢山して、今だって努力をしているから“今”があるんだってことに、すごく救われたと思う。
 
■これからの“加藤シゲアキ
 とにかく、楽しみたい、と語るシゲ。
「(肩肘張っているより)楽しもうっていうほうがさ、見てて気持ちいいんだよね」
“準備段階ではたくさん努力をする。その上で肩の力を似て現場を楽しめたらいいね”
 インタビュアーさんのおっしゃる通りですね! 

 自分で「やばい、やっちゃうやっちゃう……やっちゃった!みたいなのがある」と自覚しているシゲ(笑)
 でも、そういう失敗を想像するんじゃなくて、成功するイメージだよね、と思えるようになったそう。
「体を鍛えることもしたけど、同時にメンタルも超強くなった」
「(どの不安と向き合えばいいのか)分からないから、しらみ潰しに(不安を取り除く作業を)やってみようって!」
「満足してる訳じゃないし、100点じゃないんだけど」
「やったっていう時間と労力は、ひとつ自信になるかなって」
「それをやってると、何か言われても……むかつくけど、もっと頑張ろうみたいな(前と比べて)へこまなくなった」

 シゲが苦悩し続けた数年間を語るのはとっても難しいけど、考えて考えたあと、とにかく動いて動いて、ようやく光が見えたんだろうなぁ。
 メンタルが強くなったのもすごく感じます。
 だって、このインタビュー、痛々しくないもん!笑
 あと、シゲが100点じゃなくても、とにかくやってみよう!って思えたのがよかったなぁと。シゲは、やや優等生的なね、そつなくやりたい&自分のハードルが高めな気質だと思ってて、それもまた辛かったんじゃないかと勝手に思ってたから、完璧じゃなくてもいいって思ってる人だってことに安心した。
 
■“NEWS面白いでしょ?”って胸張って言える
 5年くらい考え続けて、悩んだものが全部捨てられた、と語るシゲ。
 NEWSはこれからもっともっと大変だと思う、と言いながらも、「でも俺、ずっと言ってるんだけど、NEWS面白いでしょ?」
 と話すシゲアキ。自分が好きな音楽や映画と同じように、楽しそうにNEWSを語るシゲの声と笑顔が浮かんでくる。

「4人になっちゃったんだったら“4人でよかった”って言わせるのが目標」
「こんな状況になって、ジャニーズに興味ない人から見ても、結構面白いんじゃないかと」
「胸張って“NEWS面白いですよ。おすすめです”って俺は今言える」
「(前は)自分がNEWSに貢献出来てない気持ちもあって“おすすめです”って言えなかった」
「みんなが面白いんだけど、俺がちょっと……というか」
「(本が書けたこともあって)今は“これからNEWSは面白いよ!”って、“これからファンになればいいのに!”って凄く思う」
「(今もしジャニーズのグループを好きになるなら)ジャニーズに興味があるんだったら……NEWSを好きになったら楽しいよ!っていう気持ち」
「やっと、そう言えるかな」

■後編まとめ
 前編のきつさを思うと、最後の最後でこんなに素敵な言葉をくれるなんて、ファンとしては感無量ですよね。
 こんなに書いてきてなんですが、シゲの大変さを知らなくても、今、“NEWS面白いよ”って言える人だってことだけ知ってくれたら、それで十分だと思っています(笑)
 シゲが「NEWS面白いよ!」「NEWSのファン楽しいよ!」って言ってるってこと以上に信憑性のある誘い文句はありません。
 さあ、NEWSファンの世界へようこそ!!!!!

 とかおちゃらけて終わってもいいんですけど(笑)、
2007年頃〜
・自分の存在意義に悩む
2010年後半:
・ツアー後から仕事無くなる(仕事は月に3日のときも)
・一念発起して事務所に直談判するも「魅力はなに?」に答えられない
・小説執筆を決意
2011年:
・『ピンクとグレー』執筆
・センター2人の離脱を知らされる
・テゴマスのツアーの裏でNEWS存続に悩む
・コヤシゲの絆が深まる
2012年:
・カウントダウンで新生NEWSお披露目
・『ピンクとグレー』出版&改名
・『NEWS BEST』リリース&オリコン1位
・『チャンカパーナ』リリース&オリコン1位
・ツアー決定(初日に号泣&ハグ)
・「花のズボラ飯」出演決定
・『WQ/PPP』リリース&オリコン1位
 
とまぁ、ざっくり言ってもこれくらいのことが起こっていて、90%くらいこのインタビューで語られているわけですよ。
 すごい記事ですよね。笑
 様々な辛い出来事や苦悩を越えて、影から先頭の陽がたっぷりあたる場所に居場所を移し、手越さんとNEWSのエースを張り合うくらいの気持ちで新生NEWSに取り組み、「NEWS面白いですよ!」とみんなにオススメできる今の“加藤シゲアキ
 すごい面白いし、すごいかっこいいよ。

 あと、そんなシゲが刺激を受けて、背中を追っている先輩が大野さんってこともすごく面白いと思うし、シゲが切り取って伝えてくれる大野さんって本当に素敵な方だなぁと改めて感じる。
 グループ最年長だってぼーっとしてて、普段は先輩っぽさや、三十路らしい頼れるところなんてほとんど出さない大野さんだけど、優しくてあったかい言葉と、シゲの語る表に見せない素の大野さんに惚れ直しました。笑
 大野さんとシゲのファンである身からするとこれ以上おいしいことはないので、さとしげも末永く刺激しあい、釣りが大好きな仲良しでいて欲しい。笑

■今のシゲの魅力は何なのか
 これまでじっくり見てきたように、色んな想いを抱えて、すごくいろんな変化と成長があって、飛躍の年になった2012年。
 これだけ見てきても、改めて、シゲの魅力・面白さって何だろう、と考えるとなかなか一言で表すのは難しい
 あえて一つあげるのであれば、以前、別のエントリーでシゲの魅力について書いた時と変わっていません。

「自分に自信のない普通の男の子が苦悩しながらも、アイドルとして輝いていくストーリー」ですね。つまり、シゲの生き様が魅力だと思ってます。もちろん、頭の回転や言語センス、素直な人柄もすごく素敵だし、作詞・作曲のセンスも好きだし、文章力も大きな武器だと思うけど、やっぱりこれかなぁと思います(普段は他のところにはしゃいでるけども笑)。

 せっかくなので、もう少し書かせてもらうと、ストーリー性に溢れるタレント達のなかでも、私はシゲのマイナーさと意外性から今までになく面白いストーリーが生まれるんじゃないかと期待しています。
 なんだろう、シゲってここまで変化して、手越さんとエースを争う勢いなんだけども、どこかマイナーなんですよね(笑)
 もともと、グループにひっそりと存在していたというのもあるんですけど(笑)、小説家デビューしても「NEWSの、every.に出てる小山くんでも、テゴマスでもない人。結構イケメン」とか、「あれ? こんな人いたっけ? でも結構好き!」とかそういう表現をされる感じのマイナーさがあると思うんです(笑)
 そして、まめかんは脇役が成り上がっていくストーリーとか大好きだから、マイナーであんまり認知されてなかったシゲが紆余曲折の末に天下取るところを見てみたい(笑)
 人の人生で遊んでるみたいで申し訳ないなぁと思うときもあるんだけど、シゲは“NEWS面白いよ!”って言ってくれる人だから、たぶんこういうファンも受け止めてくれるんじゃないかって勝手に思ってます。笑

 そして、シゲは意外性の塊でもあります。
 弱そうで強いとか、人見知りだけど大野さんと仲良しになっちゃうくらい人たらしとか、ときたま想像していた“シゲっぽい”を予想外の方向から大きく裏切られるような意外性があるんですよね(笑)
 わたしが勝手に決め付けていた枠をがつんと超えてくる瞬間がとても多くて、それもすごく面白い。プラスじゃなくて、マイナスな瞬間もあるし、「あぁ〜」と思うと思うこともあるけども、それも今のNEWSとシゲを見ていくうえでの醍醐味だと感じています。
 まず、シゲの全体像が掴みにくいというのがあり、その上で、これまで見てきたようにずーっと模索をしている人だっていうのもあるし、ものすごく好奇心旺盛っていうのもあるし、根が素直で吸収が早く自分の枠を作らないからのびしろがどんどん増えてるっていうのもあって、その意外性が生まれているんだと感じています。

 だから、すごく言葉にしにくいし、これだけ文字を費やしても、魅力を上手く言い表せないし、でも、一度ハマったら抜けられない底知れなさがあると思う。笑
 わたしは、ジャニーズの中のいわゆる“担当”を研究対象として見ている節があるから、探っても探ってもどんどん新しいシゲアキが出てくる感じがして全く飽きない。
 シゲ担の先輩方を見ていても、何年追っても全く飽きる様子がなく、日々新しい発見があるようなので、飽きない人なのは間違いないと思います。
 今のところ、いわゆる“アイドル力”の何かがものすごく秀でているような、一芸選手ではないと思います(文章はともかくとして)。
 代わりに、加藤シゲアキという人が、彼の生まれ持ったものをフル活用し、これからどんなお仕事をして、どんな人と出会って、結果どんな一年後、五年後があるのかがすごく楽しみ
 上手くいえないけど、やっぱりリアルタイムのストーリーを追っているような気持ちでいるし、例えば私がCDを買ってシゲの成長を知って楽しむことで、彼のストーリーが少しでもハッピーエンドに向かうんだったら、それくらいの応援はしたいなぁと思う。
 
■2012年、まめかんがシゲのファンになってみて
 私は、この12月でNEWSファンになり、シゲファンになって丸5ヶ月が経ちますが、シゲの言葉に嘘はありません(笑)
 もちろん、まだまだ手探りだったり、未完成で足りないところもあるグループだし、NEWSはこれからもずっと大変だと思うけど、すごく面白いグループだし、NEWSのファンになるのもすごく面白い
 それに、シゲはずっとずっと自分がオススメできるようなNEWSであるように、努力してくれる人だと思う。
 たった5ヶ月だけど、そういうところはちゃんと信頼できる人だって、心から思ってます。笑

 来年、2013年は“NEWSデビュー10周年”
 すでに2013年の1月末には、NEWSのツアーDVDリリースが、3月初めにはシゲの2作目『閃光スクランブルの出版が決まっています。
 盛りだくさんの一年になると期待していますので、来年もファンの皆さまと一緒に楽しく盛り上がれたらと思っています!
 個人的な思い出になってしまいますが、まさか、今年の夏にハマった身で、素敵なファンの方々とこんなに沢山交流できると思っていませんでした。
 NEWSとシゲがくれた出会いに感謝しています♪笑

 また、万が一にも、NEWSや加藤シゲアキに興味を惹かれてここにたどり着いた方がいらっしゃいましたら、ぜひ、その直感を信じてください!笑
 たくさんの方と、一度しかない10周年を共に楽しめたらいいなぁと思っています☆
 再三になりますが、NEWSもNEWSのファンの方も器が大きく、温かい方ばかりなので、新米でもすぐなじめると思います(笑)

 記事を書きながら、年の瀬に“加藤シゲアキ”のインタビューがとっても沁みたので、皆さまも是非読み返してみてください。
 読むといい新年を迎えられそうです(笑)


 いよいよ前線に出て、活躍ぶりに期待しかない“加藤シゲアキ”。
 来年もこんな感じでマイペースに見守っていきたいと思います!
 最後までお付き合い下さり、ありがとうございました><

 ご意見・ご感想等はコメントorリプでお待ちしています♪

 NEWSについて興味を持たれた方は、彼らの最初の一歩となったコンサートDVDを見てみてください!
 紹介記事はこちらです→

NEWSのDVDで心のデトックス! - エンドレス・サマー