エンドレス・サマー

前向きで切ないアイドルたちが大好きです。

HERE WE GO! 全曲紹介

今月末には嵐さんのオリジナルアルバム「Popcorn」がリリース!というわけで、今月は嵐の音楽に浸ってみよう月間にしようかと思います。
まめかんが嵐のお仕事の中でもすごく好きなのが音楽関連
最初はそうでもなかったんですが、嵐5人の歌声の聞き分けができるようになった時に、嵐の楽曲を聞く楽しみが一気に増えました。
基本的にユニゾンが多めなため、組み合わせごとに色が変わっていって面白いし、曲調によって使われる組み合わせが違うのもふむふむ、と思いながら聞けて興味深いです。

あとは、昔から聞いていくと歌の成長が顕著だし、その時代によって曲調が全く違って音楽の幅が広いです。
また、櫻井翔というラッパーを抱えていることで、ラップ曲が入っている場合、アルバムのメッセージ性がすごく強い。その時の嵐、そしてその次の嵐を宣言しているような音とリリックが残っているため、聞き直すごとにアルバムの色が変わっていくような面白さがあります。
そんなわけで、嵐のオリジナルアルバムを昔から今にかけて聞いていくことで、ニューアルバム「Popcorn」をより一層楽しめるんじゃないかと思っています。
嵐の音楽ちょっと興味あるかも、みたいな他担の方がもしもいらっしゃいましたら、この機会に聞いていただけると嬉しいです!

前置きが長くなりましたが、今日は「Here We Go!」全曲紹介です。
おつきあいくださる方は続きから!

HERE WE GO ! (通常盤)

HERE WE GO ! (通常盤)

Jストさんから発売されるようになって一枚目のアルバム。そのせいで自由なのか、嵐もっと頑張れよ!的な感じなのか、とにかくプロデュース側の気合と攻めを感じる一枚です。

■HERE WE GO!一覧

■1.Theme of ARASHI
 まずこういう感じでテーマ曲のインストから始まるアルバムはすごく好きです!世界観全面っていう感じがして。やっぱりアルバムとして一つメッセージとかコンセプトとかが伝わるアルバムがいいですね。インスト部分はちょっと不穏な音から始まるんですけど、このあとディズニーのパレードでも始まるの!?というようなワクワクするような音楽。それから、ラップに変わるんですけど、これがまた同じ曲とは思えないほど大胆なギャップ。後半はジャズテイストというか、ブラスが効いてる感じの曲調。何といっても「ARASHI GA YATTEKURU!!」インパクトすごいです。「そうさ確かに青二才 しかし五人と共にさらおう時代」とか、おっしゃる通り青いんだけども、それを堂々とリリックにしちゃう翔くんは一貫しててかっこいいです!

■2.Easy Crazy Break Down
 フェイクもソロも、大野さんの声がまだまだ未完成で揺らいでいますね。でも、それが逆に危うげな色気のある声になっていてこの時にしかできない表現、という感じがしますね。曲調自体はリズムがかなり重めに効いていて、ファンクなギターの音の作り方がカッコいい感じですね。「So 夢見る孤独たちは ひたすらあきらめないことが才能」「ここからが勝負だぜ」「未来の輝きをつかまえるための冒険 過酷なのがいい」とか、この時の若い嵐が歌うことでよりいっそうグッとくる感じがあります。

■3.君は少しも悪くない
 わるーい人に振り回される曲ですね(笑) 嵐の不安定で未完成なボーカルと、主人公の恋に振り回されてやつれて揺らいでいる感じが上手くリンクしていてより思いがこもった楽曲になっていますね。全体的に電子音のピコピコ系の音も入っていて、声も結構加工してあったりします。リズムもなんですが、ベースが大活躍していてほんとカッコいいです!この曲の加工した声では翔くんが一番好みですね。「優しく抱くよ」の翔くんがちょっとねっとりしててインパクあります(笑)

■4.Tokyo Lovers Tune Night
 疾走感のあるブラスとピアノが効いていてちょっとジャズっぽいおしゃれサウンド。全体的に夜景とホテルが浮かぶような、コンサバティブで大人な印象を抱くメロディ&歌詞。最後のサビのメロディーの音を上げたり下げたりしながら重ねていくところが好きです。外車でも乗り回しているような人が主人公のイメージ。今はほのぼの純愛ソングを歌っているのに、昔になるほどおしゃれで大人っぽい歌を歌わせるJ事務所はどうかしていると思います(笑)

■5.a Day in Our Life
 無条件にライブ映像の翔くんのあおりと仲良しな潤智が浮かびつつ、C&Rをしなければいけないような気分にさせる一曲。ジャニーズの大先輩の楽曲をサンプリングしているところも、なんだかいいなぁと思いますね。
 翔くんも大野さんも声が若いです!特に翔くんのラップにまだドスが効いた感じがなくてちょっと物足りないです(笑)
 翔くん率いるラップ隊と大野さん率いるメロが重なり合っていく曲の作りが、嵐らしいし、嵐にしかできないサウンドという感じがしてなんだかんだ好きです。メロもフェイクも大野さんの声を活かした楽曲ですね。CDを聴くとライブ映像の方が上手くて、嵐の成長も感じられる気がします。

■6.ALL or NOTHING Ver.1.02
 やっぱり、「ジャニーズ代表」から始まるリリックがインパクトありますね。にのちゃんと相葉さんのラップかっこいいですね。「こんな毎日が最高だ」から始まる潤くんのラップはちょうかわいい!!いい仕事してますねー。これもラップ隊とメロが重なり合っていくサウンドで大好きです。これ聞くとすごく胸がぎゅうってなるような青春と切なさを感じます。翔くんと大野さんのラップとメロの表現の仕方に引っ張られているのかもしれません。なんとなく、嵐のひりひりした青春が詰まった曲のような気がして、聞いてて泣きたくなりました(笑)PVもすごく印象的ですね。

■7.眠らないカラダ
 これもリズムギター・ベース・ブラスが効いている感じの大人っぽいジャズファンクテイストの楽曲。大野担的には「ああなれば」「ああ」がすごく好きです。コアですみません(笑)嵐さんのリズム感がすごく活きていて、聞いていて気持ちいいです。
 あとは、「Break Down〜」のにのちゃんがすごくいいですね!大人の色気を頑張って出そうとしてどうにか出せているという感じの表現で。今だったらさらっと色気たっぷりに歌い上げるんでしょうね。「夜空に浮かぶ月見上げ〜」の大野さんはまだまだ未完成ながらも、やっぱり安定している歌声ですね。この頃のこもった感じの大野さんの声が上手くマッチしている気がします。

■8.君はいないから
 嵐お得意の失恋ソング(笑)テンポが緩めで、リズム隊とベースが強めな楽曲の上に、バラードをのせてみたという面白い曲ですね。大野さんの声が感情過多なくらいの泣きですね。特にソロの「迷い猫の貼り紙を見た」とか泣き全開!大野さんの泣き表現が好きならおすすめですね。歌詞を見ると「一人で観覧車に乗ってみた 自分のこと写真にとった」とか、おいおい、という歌詞だったりするんですけど、泣きが強い大野さんの歌声が功を奏して、上手く若気の至り感のある切ない表現になっていると思います。

■9.IROあせないで
 これもリズムとベース音が強めですね。そこに明るいアイドルメロをのせた感じです。「若いことがなんか今ヤダよ」とか等身大でまっすぐな表現もなんだかいいですね。にのちゃんと潤くんのアイドルボイスが活きてます。大人になりたいもどかしさを抱えているものの、大人になる前の本当に貴重な一瞬を過ごしていることは知らない感じが、夏の終わりのさみしさをぎゅっと詰め込んだ感じですごく好きです。間奏の「いよー!」みたいな不思議なガヤに今に通じるものを感じます(笑)大野さんの裏声フェイクが職人芸。

■10.愛してると言えない
 ブラスとベースが効いててジャズテイスト。明るめですね。これも大人になりたいよ!もどかしい!ソングです。これ、歌詞がすごく面白いですね。「誰もがひたむきにわけあり」とか言葉の選び方が独特。なので、メロディーのキャッチ―さに惑わされず、歌詞を見ながらもう一度聞いてみるとあれあれっ?と思うんじゃないかなと。試してみてください(笑)

■11.星のFreeWay
 ドラムから始まって少しずつ楽器が入ってく感じとかめっちゃ好きです(笑)これもおしゃれなジャズっぽいテイストですね。
 タイトル通り、夜の高速道路と夜景でも浮かぶような大人っぽい感じです。にのちゃんの声が若いので「もたれててもいいよ〜」のとことかかわいい感じになってます。その点、こういう曲を歌わせたらこの頃の大野智は強いですね。さっきも書いたんですが、なんでこういう曲を20歳そこそこの子たちに歌わせるんだろう(笑)

■12.いま愛を語ろう
 これもリズムが強めのおしゃれ楽曲。Aメロの低い翔くんの声がいいですね。特に2番の「君にとって欠点でも 僕には愛しく思えること」という翔くんが大好きです。あとは「もしも時々面倒くさそうな顔してたら怒ってもいいよ」の潤くんがちょうかわいい!!歌い分け決めたひとGJすぎますね。

■13.WOW!!
 このアルバムではすごく珍しい、今に通じるようなアップテンポでロックテイストなアイドルポップ。相葉さんの荒めのラップがいいアクセントになってますね。このころの相葉さんは荒く歌う以外に声質を活かす歌い方が見つけられていないのか、声が目立つところは全体的にざらっと荒めな歌い方をしてますね。「踊り狂え!踊り狂え!」のトンチキな字面にも今の嵐に通じるものを感じます。

■14.ナイスな心意気
「ナイスも心意気も使わないよね(ニュアンス)」的なことをのたまった潤くん(たしか)の発言が思い出される一曲(笑)これもライブ映像が浮かぶ曲ですね!あと大野さんの歌がかなり完成されてきたような印象も受けました!どの曲を歌ってもかなり感情過多で泣きになりがちだったところが、ちょっと突き抜け感がある表現になってますよね。だいぶボイトレしたのかなぁ。聞いていても心地よい楽曲。

 
 改めて聞いてみて印象的だったのは、「ALL or NOTHING Ver.1.02」ですかね。やっぱり。私、この曲きいてここまで胸がぎゅうっとなる切なさを感じるようになるとは思いませんでした(笑)なんだか泣けます。
 あとは「愛してると言えない」。意外かもしれないですが、歌詞を見ながら聞くとやっぱり言葉選びが面白いです。ちょっと印象変わると思いますので、よかったら聞いてみてください!

 いま聞いてみると、このアルバムすごく面白かったです。何といっても、「Theme of ARASHI」から始まって、メッセージやコンセプトが終始伝わるアルバムなんです。「Theme of ARASHI」って、ディズニー的な優等生きらきらアイドルだと思った?俺たちまだ見せてない裏の顔もあるんだけどな。魅せてやるよ!みたいな印象の曲なんですよね。若さあふれるポップアイドルだと思ってるやつを裏切って、思いっきり攻めてってやるからよ!みたいな。ギャップにグッときますし、大人&本格的な音楽に挑戦しているところもすごく面白いです。

 あと、全体的にジャズやファンクのテイストでリズム隊&ベース音が強め、という曲の作りは似ているんですよね。その中でどれだけバリエーションをつけた楽曲&ボーカル表現をするか、というチャレンジの仕方も果敢ですよ。
 その当時の同年代のファン層にウケたのかは全く未知数ですし、かなりコアな方以外はウケてないんじゃないかとなんとなく思ってるんですが、よく20歳そこそこでこのアルバム歌いきった!&破綻せずにアルバム作り上げた!と思うくらいには攻めていますよね(笑)
 いろいろ未熟だったり技術がない部分もありますけども、この一貫したワールドとメッセージ性の強さだったり、ついでに今の歌と表現の成長なんかも感じられる一枚じゃないかと思います。

以上、ざっくりですが「HERE WE GO!」全曲紹介でした!
みなさんのおすすめの楽曲や聞き方等ありましたら、ぜひ教えて下さい^^
コメントorリプお待ちしています♪

嵐ブレイク戦略の光と影(後編)

今日は後編ですね。

嵐離れと担降りがテーマなので、わりとネガティブ?重め?の話が続きます
不快かも、と思われた方はそっと閉じていただけると幸いです。

大丈夫な方は続きから!


■嵐ファン大変動の時代

■新規ファンを獲得し続けている現状
 ここ一年強でも20万人くらいFC会員が増えていますし、私が2009年に入ったときと比べても、50万人以上は余裕で増えています(笑)
 平均しても一年間で10万人以上余裕で増えているファンクラブ会員。
 ダフ屋や複数名義もあると思いますが、それでも現在、ここまで会員の流入が激しいグループはないんじゃないかと思います。
 その一方で、前回も触れたとおりコンテンツ売上を見ていると、実会員数自体は比較的落ち着いてきているのではないかと思っています。つまり、流入と共に流出している人も一定数いるのではないか、という仮説が立てられますね。

 ファンの拡大は嵐の「普通の男の子が努力と絆でスーパーアイドルに!」という物語がウケ、「アイドルらしくないけどアイドル」という一見矛盾した売り方が成功したと言えますし、それが結果として、ジャニーズの中でも「嵐」と「嵐のコンサート」だけは特別で、好きだといっても行きたいと言っても周囲に冷たい目で見られないという安心感すら生んだ気がしています。
 なんというか、「ミスチル好きなんだよね〜」「今度ミスチルのライブ行くんだ!」が普通に受け入れられるポジションに、「嵐」が収まったという印象です。今ではこの安心感が、他の魅力に負けず劣らずの武器に成長していると考えています。

 私が嵐ファンになった、と自覚した2008年当時の嵐は年間1位2位を獲得し、国立競技場ライブを成功させても、嵐はジャニーズだ!という捉え方が強かったし、アイドルが好きなこともなんだか恥ずかしいし、応援している自分にすごく葛藤がありました。
 なんとなく、私のように周りに先輩がいない状況で突如ジャニヲタになる開眼型の人間は、それまでの自分を捨てるくらいの葛藤を抱え、かなり重たい気持ちでジャニヲタへの一歩を踏み出すような気がします(笑)

 ですが、嵐だけは年々その葛藤も薄まっていき、「嵐好きなんだ!」「嵐いいよね!」と言えたり、FCに入る人が増えている気がしています。正直なところ、私自身それに助けられたというか、ほっとした部分も結構あります。最近になるにつれて、余計なことを考えずに、ポジティブにアイドルにハマっていけたというか。
 そんなわけで、開眼型でまったくジャニーズに縁のなかったファン層が流れ込む時の圧倒的なハードルの低さ。これを感じるたびに非常に特殊な立ち位置につけたグループなんだろうなと感じています。

■ジャニヲタの入口かつ学校と化している嵐
 嵐のファン層はもはや開眼型ジャニヲタの入口かつ学校と言ってもいいと思っています。
 つまり、「ジャニーズはそんな好きじゃないけど、嵐だけはいいよね!」と言っていたようなファンが嵐の露出を追っているうちに、ずぶずぶとジャニーズ界に引きずり込まれ、ジャニーズ全般の楽しみ方を学ぶような形が確立しつつあると思うのです。

 例えば、エイトのように、嵐の番組に嵐とは全く違う理由で、でも同じくジャニーズらしくないジャニーズを出してみることも、番宣だからというのはありますが、ファンに向けた啓蒙活動みたいな効果ですよね(笑)
 最近は他グループのジャニーズ同士の共演も非常に多く、共演によってお互いのファン層の拡大につなげることもジャニーズ全体の重要なテーマになっているのもあり、嵐に限らず啓蒙活動的な流れは加速するんじゃないかと思います。
 
■10周年&紅白出場が一つのターニングポイント
 2010年末〜2011年は、10周年の節目と紅白という大舞台を見届けたことで、昔から見てきたファンの方の中でも嵐が大きくなったために嵐離れを決めて、別グループに移動するという方を多くお見かけしました。
 大きくなって成長した姿に安堵したように離れていく方も、大きくなって変わっていく状況に疲れた方も、理由はそれぞれだったと思うのですが、2010年・2011年はいろんな意味で大変動の時代だったんだろうなぁと感じています。

 私が勝手に嵐のお勉強をしていた大好きなブロガーさんたちも結構このパターンの方が多くて、すごく寂しかったのを覚えています。
 また、2011年といえば、キスマイ・エビ・セクゾンとデビューが相次ぎ、そこでも流れていくファンの方を見かけています。



■嵐ブレイク戦略の影

■嵐ファンの担降りが目立つ理由
 激しく流入し続ける嵐ファンはジャニーズに縁がなかった開眼型が多いのでは、というような話をしてきました。
 そのために、ひとたびジャニーズに対する偏見が取れてみると、ジャニーズらしいジャニーズの良さも偏見なく楽しむことができるようになり、その人にとって実は嵐よりも好みに合致していた魅力的なジャニーズグループを発見することも多いのではないか、と考えています。

 さらに、嵐の場合はコンサートを目的にFC会員になったとしても、コンサートの倍率がむちゃくちゃ高く、FCに入ってもコンサートを観れない人の方が多いレベルです。
 また、嵐はなんだかんだ中堅選手でパフォーマンスに安定感がありメディア露出も多く、お茶の間のライトなファンでも十分楽しめてしまうアイドルなので、嵐でジャニーズの楽しみ方を学び終わったら、嵐と距離を置き、自分の好みに合致した他グループをどっぷりつかって応援したい!と担降りする人も少なくないと思います。
 なので、嵐ファンの担降りが目立つとするのであれば、ジャニーズの中で「ファンになるハードルが低いこと」が原因じゃないかと考えていますし、これが「嵐ブレイク戦略の影」の部分でもあります。

 つまり、カジュアルなファンをどうやって呼び込むか、という点に注力した結果、戦略通りカジュアルなファンがついたものの、カジュアルなだけに繋ぎとめるのが難しかった、ということだと思います。
 当たり前といえば当たり前なんですが、普通は「ファンになるまで」がめちゃくちゃ高いハードルのため、ファンの熱量もある程度均一&ファンになったら落ち着くはずが、嵐に限ってはありとあらゆる人が流れ込むうえ、「ファンになってから」が大勝負になったことで、他グループよりも人が流れてしまう割合が多い印象です。

それでも、単なるブームに終わらせず、軽い気持ちで踏み込んだものの今はもう嵐から離れられない!というファンもたくさん抱えているわけなので、そのあたりは彼らの魅力と実力があってのことですし、ここ数年でファンになった=カジュアルなファン、とも言い切れないと思います。

■担降りしやすいデビュー組
 そうなったときに担降りしやすいのはデビューして一年のセクゾンとキスマイの2グループですね。デビューしてすぐなので、今から露出を追っても十分わかりますし、コンサートの会場もアリーナだったり、細かく成長を感じられる楽しさがあると思います。

 セクゾンは品の良さを持ちつつも、正統派アイドルで、グループが少しずつ出来上がっていく面白さもありますし、何より幼いので年下組の成長を見届ける楽しさもあります。キスマイはグループとしてもパフォーマンスとしてもかなり出来上がっているのですが、深夜バラエティーで無茶ぶりされて、少しずつ腕をあげていく姿勢や、演技の成長等はまだまだ見届けられますし、大きいテレビ露出も多いので不安にならずに応援できる感じも好まれそうです。
 エビもデビュー組で超実力派で魅力的なグループですが、嵐よりも出来上がりすぎている&舞台班の後継者のため、キンキ・滝翼・V6ファンと馴染みそうですが、嵐ファン層とはそこまで被らないような勝手なイメージがありますね。

 あと、私は担降りしやすいグループにNEWSが入ってくるんじゃないかと思っています。
 私と同じく、嵐・NEWSの掛け持ちの方も多くお見かけするようになったので、そのイメージは間違っていないような気がします。
 NEWSは歴史が多すぎて敬遠されるかもしれませんが、それさえ気にしなかったら担降りの有力候補ですね(笑) 
 初めの方のエントリーで言及した通り、嵐とNEWSは意外と同じような楽しみ方もできますし、再デビューから数か月、みたいな状況なので今からでも十分楽しめますし、20代後半男子たちがわちゃわちゃしている感じとかも似てます(笑)

 他にも、嵐と絡みの多かったエイトにもじわじわ降りている方がいらっしゃる気がしますし……。というか、どのグループもいますごく面白いのでジャニーズ界の沼に一度足を踏み入れた以上、どんなグループを経由し、どんなジャニヲタになろうとも全くおかしくないわけです。

■シビアであってこそのジャニーズ
 今でこそ、嵐から担降りしていくファンが多いなーという感じですが、嵐も先輩方のファンだったお姉さま方の担降りに支えられて成長してきたんだと思いますし、それくらいシビアな世界が繰り広げられてこそ輝くのがジャニーズ事務所だと思ってます(笑)

 ちなみに、まめかん的になんとなく嵐よりも担降りと戦う正念場……!と勝手に思っているのはヘイセイの子たちです。セクゾンV.S.ヘイセイが一番激化している担降りのフィールドなんじゃないかと勝手に思ってますし、両陣営ともやる気に磨きがかかっているのでアイドルたちの魅力もぐいぐい増していてお茶の間から見てても輝いています。
 嵐に関しては、自分たちがあえて選んだリスクなわけなので、どんなにもどかしくてもそれに向き合って、行くところまで行ってほしいなーというのが率直な感想かもしれません。



■まとめ

■予想を超えて巻き起こる嵐
 そんなわけで、昨今の嵐ファン近辺の変動期をデータで追い、嵐離れ・担降りの理由を考えてみました。
 嵐ファン激増は、本人たちが10年かけて磨いてきた実力ももちろんながら、嵐の特徴と嵐プロジェクトの人たちのブランディングの仕方が全く新しいファン層に上手に刺さり、それがどんどん波紋を広げ、今では予測不能かつ制御不能の暴風雨の中にいるようなものだと思います。
 というか、どんな広告でもどんなアイドルでもいくら必死こいてブランディングしたってここまで上手く刺さることはないだろうな、と考えると、中で関わっている人たちから見れば、そりゃ狙ってはいたけども、反響の大きさが予想外にもほどがある!というのが現状なんじゃないかと(笑)

 なので、嵐は良くも悪くも大胆な一手はうちにくかったり、手探りで少しずつしか進めなかったり、そういう状態なんだと思います。そんな中で戸惑いながらも求められたものをちゃんと返している嵐と嵐陣営は仕事人だなぁと感じています。
 うーん、なので、嵐の攻めてなさにもやっとした気持ちも書いてしまったんだけど、意外と嵐陣営的には落ち着くまで待って現状把握をしたい……。くらいが一番率直なテンションかも、という気がしてならないのでこの不満はたぶん無茶ぶりのレベルですね(笑)
 とかそんなことを思っていたら、昨日ラジオで流れた「Welcome to our party」が聞くと幸せになれる嵐楽曲だったので、まだまだ嵐陣営は貪欲なようですね。ありがとうございます(笑)

■嵐離れはブレイク戦略の影
 嵐のファンの拡大っぷりはファンになるハードルの低さがもたらしたことは間違いがないけれど、理由は絞れないほど複合的な要素が合わさった特殊ケースかつ、拡大した嵐ファン層もやや特殊な層だと思います。

 それゆえに、最近の嵐離れ&担降りはごくごく自然なことだと感じています。やっぱりプロジェクトが大きくなることで嵐が変わらなくても周りが変わっていくわけで、環境の変化に戸惑って離れる選択をするのも至極当然だと思います。また、もともと嵐よりも自分にマッチしているグループがあるのを知らず、嵐を入口にしてジャニーズに足を踏み入れ、一気にジャニヲタに開眼した人が多かったために嵐離れを決める方が多くなってきたのも当然のことだと考えています。

 今後も「ジャニーズらしくないアイドル」として嵐が大きくなればなるほど、ファン変動の流れは加速していくと思います。そして、「ブレイク戦略の影」にあたる現状のリスクを含め、嵐と嵐陣営は「トップになろうね」という選択をしたわけなので、後は消費者側のファンも自分に正直になって好きに選択していけばいいんだと思っています。
 ただ、「嵐の魅力が低下している」というように、出口の理由を単純に表現してしまうのは少し気の毒だなと考えていますし、嵐陣営にも何とかコントロールできる部分はつなぎとめてほしいなーなんてことも思います。

■まめかんの思う嵐の魅力
 嵐離れ・担降りというテーマで書いてきましたが、まめかんは今でも嵐はすごく魅力的なグループだと思っています。振り返ってみると、嵐全体の魅力についてはあんまり語ってなかったのでここで語らせて頂きますね(笑)

 私が思う嵐の魅力は、何といってもバラエティー・歌・ダンス・演技・トークとアイドル仕事の王道中の王道を安定かつ高いクオリティーでやってのけていることだと思います。

 ついつい嵐担をしているとスルーしてしまいがちだけども、このクオリティーに到達するまでは苦労と挫折があったんだろうなって、他のグループも見ながら感じています(笑)
 また、今の準備時間の少ない中で、安定して嵐を見慣れたファンに響くものを提供できているのも、やっぱりすごい反射神経と努力ですよね。

 よく嵐の魅力は「仲良し」であること、と表現されるのですが、5人でいるときも全員が阿吽の呼吸で、上手く全員を活かしあう仕事をしますよね。
 やっぱり、アイドルグループとしての魅力は全員がそれぞれ違う立ち位置を見つけて輝けることだと思っているので、グループとして輝くことをすごく大切にしているグループ観の存在も嵐に対する信頼を生んでいる気がします。

 それと、勝手なイメージですけど、ずっと「仲良し」をキープするってすごく難しいことだと思うんです。お互い相手の仕事に尊敬し合って、人柄を尊敬し合って、他人行儀にならないくらいに気を遣って。ひりひりするような少年時代を経て、大人になって、5人の仕事量だって全然違う時期だってあって、それでもメンバーを甘やかすんじゃなくて信頼して、対等な関係性を築いてこれた5人の意地にすごくグッときます。

 また、私がアイドルを見ている理由の三分の一くらいは、関係性だったり人間に対する興味なので、嵐みたいに全コンビがドラマチックでエピソードが多いグループだと何年見ててもつかめた感覚がありませんし、私のようなめんどくさい人にぴったりです(笑)

 そして、なんだかんだ、勘が良くて求められたことに全力で返す仕事人のグループですし、どんな無茶振りが来ても真正面からぶつかっていく、器用そうに見えて愚直で、でもそれを表に出さないでふざけて笑いながらアイドルやってるような強気さがすごく好きです。

 嵐ブレイクの戦略自体は「素の人間性」とそれに派生する物語をウリにした、という点が核になると感じているのですが、まめかんはやっぱり仕事と仕事への攻めの姿勢が嵐の魅力だと思っているので、彼らがキャパオーバーにならず全力で走り続けている限り、嵐は最高のアイドルだと思っています。

■感想
 嵐離れ・担降りが出やすいくらい嵐が入口になっている現状を変え、他にもジャニーズに縁がなかった人をどんどん引きずり込む力を持ったグループがたくさん出て来てくれたらいいなーと感じています。
 もちろん事務所もそれくらい売れるアイドルを育てたいと思っているに決まっています。そんなわけで、ここ2〜3年位でどこか入口を担当するグループができるんじゃないかと。

 こうやって見てきても、まだまだ続く嵐人気ではありますが、いつか人気のピークが過ぎた時に、嵐離れをしていた人が思わず戻ってきてしまうようなグループになってくれることが理想かも、と書いていてぼんやり思いました。
 もしも、逆境になったらなったで、始めは辛くてもどんどん魅力的に輝いていくグループだと思いますし、どんな時も嵐の底力と向かう先に期待しています。
 なので、まめかんも嵐を離れたかったら離れると思いますし、それくらいシビアな感じの消費者でいたいなーとは思っています。まあ、大野さんから離れられる日がやってくるとは思わないので無理そうですけど(笑)
(黒焦げ期でも離れられなかったのであきらめています)

ちなみに、掛け持ちについてまめかんがどんなスタンスなのか気になる方は、嵐とNEWSの物語性 - エンドレス・サマーこちらの後半で少し触れています。よかったら合わせてお読みください。

以上で「嵐ブレイク戦略の光と影」終了です!
おつきあいいただいてありがとうございました。
今回もあくまで、まめかんの考えていること、と読んで下さると幸いです><

ご意見・ご感想はコメントorリプでお待ちしています♪

嵐ブレイク戦略の光と影(前編)

今日から2回にわたって、嵐のブレイク戦略が持つ光の面・影の面を考えていきたいと思います。

ちなみに、担当論とジャニオタになる葛藤 - エンドレス・サマーのエントリーに詳細がありますが、私はジャニヲタになるまで結構悩んだ人です。
いろいろ悩んだものの、嵐担になったことでジャニーズ全般に対する変なアレルギーがなくなり、今では事務所担すれすれのどっぷりつかったジャニヲタです(笑)
そして、嵐のブレイク戦略と事務所内立ち位置の特徴は、このジャニーズに対するアレルギーを取り除くことに集中しているところではないか、と考えています。

今回はデータから見る嵐拡大の軌跡をテーマに、ちょっと真面目に嵐のファン層拡大を感じられるエントリーを書いてみます(笑)
エントリー後半に、嵐界隈の担降りについての話もありますので、不快かも、と感じられた方はそっと閉じていただけると幸いです。

大丈夫な方は続きから!

■嵐のCD売上から見るファン拡大


■嵐のアルバム累積売上枚数
・2001年『ARASHI No.1〜嵐は嵐を呼ぶ〜』32万枚
・2002年『HERE WE GO!』約15万枚
・2003年『How's it going?』約12万枚
・2004年『いざッ、Now』約15万枚
・2005年『One』15万枚
・2006年『ARASHIC』16万枚
・2007年『Time』31万枚
・2008年『Dream“A”live』30万枚
・2009年『All the BEST! 1999-2009』189万枚
・2010年『僕の見ている風景』113万枚
・2011年『Beautiful World』94万枚

■CD売上から分かるファンの拡大
こうやって見ていただくとわかりやすいのですが、「Time」で一気にアルバムの売上枚数が2倍になるんですよね。
2007年の冬には花より男子2」が放送、2月リリースの「Love so sweet」が43万枚を売り上げ、前作「アオゾラペダル」の売上19万枚の2倍以上を売り上げています。
また、2007年秋にはにのと翔くんが出演する「山田太郎ものがたり」が放送、9月リリースの「Happiness」が27万枚を売り上げています。
2008年の2月に「Step and Go」がノンタイアップながら、37万枚を売り上げています。

この数字を見るに、花男と「WISH」からじわじわと注目を集めていた嵐が、花男2と「Love so sweet」の大ヒットで一気に新規ファンが流入し、アイドルポップの名作アルバム「Time」&「Timeコン」で人気をものにした、という感じでしょうか。
2009年リリースのベストアルバムは別として、2010年・2011年のオリジナルアルバムでも100万枚前後の売り上げをあげていることから、嵐や嵐の音楽に好意的で関心を持っている新規ファンを大幅に獲得したことは間違いないですね。



■嵐のDVDから見るファン拡大


■嵐DVD売上枚数(初動売上→累計売上)
・2003年12月:3.8万枚→15.8万枚
『How's it going? SUMMER CONCERT 2003』

・2005年1月:6.8万枚→20.9万枚
『2004 嵐!いざッ、Now Tour!!』

・2007年5月:9.8万枚→18.4万枚
『ARASHI AROUND ASIA Thailand-Taiwan-Korea』

・2007年10月:14.6万枚→30.6万枚
『ARASHI AROUND ASIA+ in DOME』

・2008年4月:15.1万枚→38.6万枚
『SUMMER TOUR 2007 FINAL Time -コトバノチカラ-』

・2009年3月:23.0万枚→54.0万枚
『ARASHI AROUND ASIA 2008 in TOKYO』

・2009年10月:42.8万枚→88.2万枚
『5×10 All the BEST! CLIPS 1999-2009』

・2010年4月:47.7万枚→86.3万枚
『ARASHI Anniversary Tour 5×10』

・2011年1月:61.8万枚→79.3万枚
『ARASHI 10-11 TOUR "Scene"〜君と僕の見ている風景〜STADIUM』

・2011年6月:53.9万枚→70.5万枚
『ARASHI 10-11 TOUR "Scene"〜君と僕の見ている風景〜DOME+』

・2012年5月:57.2万枚→70.5万枚
『ARASHI LIVE TOUR Beautiful World』

■ツアーDVDの初動比較
レンタルがないことから、グループのファン数を反映している指標としてより正確だと考えているのはコンサートDVDです。
また、アルバムの初回特典である「One」のDVDは入っていません。
初動売上はWikiを参照しています。

コンサートDVDだけの初動売上枚数データを比較してみると、
・2007年5月→2007年10月で約5万枚
・2008年4月→2009年3月で約7万枚
・2009年3月→2010年4月で約25万枚
・2010年4月→2011年1月で約14万枚

と、ここ5年で比較すると初動売上はなんと約50万枚近く大幅に増加しているのがわかります。

■ツアーDVDの累計売上比較
一方、累計売り上げはどのような変化があるのでしょうか。
特に顕著に表れているのは、
・2008年4月:15.1万枚→38.6万枚
『SUMMER TOUR 2007 FINAL Time -コトバノチカラ-』

・2009年3月:23.0万枚→54.0万枚
『ARASHI AROUND ASIA 2008 in TOKYO』

・2010年4月:47.7万枚→86.3万枚
『ARASHI Anniversary Tour 5×10』
あたりですね。

■DVD3種に見るコンテンツ力
まず、「Time」は2009年から再び売り上げを伸ばし始め、現在でも音楽DVDのチャートに入っていることがあるそうです。
ファンの中でも「Time」はアルバム・DVD共に人気が高いことから、2009年以降にコンサートDVDを買い始めたファンたちが、集めたくなる過去作品の筆頭ではないでしょうか。
そのことがあってか、初動からさらに23万枚も売上枚数を伸ばしています。

次の「AAA2008」は、国立競技場での初コンサートをおさめたDVDであり、コンサートのメイキング映像もかなり多く収録されていることから、DVDとしても人気が高いと考えています。また、2009年の春以降から2010年あたりに流入したファン層が購入するDVDとしても直近の作品で、選ばれやすかったのではないかと考えています。

最後に、「5×10」ですね。これは、10周年記念コンサートをおさめたDVDでシングル曲を中心としたセットリストが組まれ、嵐の10年間を簡単に遡ることができます。新しく嵐ファンになった人が一枚目のコンサートDVDを買うとしたらひとまずこれを選ぶと思いますし、普段DVDを買わない層も記念コンサートだけに買い足す人が多かったのではないか、と考えています。
2010年春→2012年秋までに40万枚弱も売上枚数を伸ばしており、特にファン層の拡大を感じさせるコンサートDVDではないでしょうか。

■嵐のファン実数を感じられる指標
・2009年10月:42.8万枚→88.2万枚
『5×10 All the BEST! CLIPS 1999-2009』

また、ファンの実人数(というか世帯数?)を考えるに、有効な指標として、「5×10 All the BEST! CLIPS 1999-2009」があります。これは、歴代シングルのPVを集めたPV集にPVメイキングやタツノコプロとのコラボアニメが収録されているものです。10年間の活動のまとめとしてファンの多くが買い求めたと感じるような収録内容ですね。
特筆すべきは、このDVDが一種売りである、というところです。そのため、複数買いをするファンや転売等はほぼ考える必要がなくファンクラブ入会はともかくとして、嵐のDVDを買おう!と思うファンは最大で88万人(88万世帯)いる状況だといえるのではないでしょうか。

■DVD初動売上枚数の変動期区分
DVD初動売上枚数の大きな変動期をもとにファンをつかんだきっかけを考えていきます。
1期)2007年5月→2007年10月約5万枚
2期)2008年4月→2009年3月約7万枚
3期)2009年3月→2010年4月約25万枚
4期)2010年4月→2011年1月約14万枚

■1期)2007年5月→2007年10月で約5万枚
「ARASHI AROUND ASIA Thailand-Taiwan-Korea」はコンサートDVDというか、初の海外公演を行う嵐の裏側を中心に追ったメイキングDVDという印象です。そのため、コンサートDVDを希望していたファンは買い控えたとも、めったにないメイキングのために買うファンが多かったとも考えられるのでちょっと数字が読みにくいDVDではあります。

それを念頭に置いても、2007年の秋に一気にDVDの売上枚数が伸び、次の「Time」DVDとも初動売上にそれほど変化がないことから、初ドームの記念分を差し引いても花より男子2」と「Love so sweet」で流れ込んだファンの影響の方がより大きいと考えられます。

■2期)20084月→2009年3月で約7万枚
まめかんも思いっきりこの時期に含まれる一人です(笑)
2008年は「花より男子F」「魔王」「流星の絆」とメンバーそれぞれの顔が売れ、人気が高まるような演技仕事が続いた年でもあります。

また、大野さんの個展、24時間テレビのパーソナリティー、翔くんのオリンピックキャスター等、他にも大きかったり珍しい露出が多々ありました。特に大野担は初の連ドラ「魔王」と成瀬先生ビジュによって、どう考えてもこの時期に急増したと思います(笑)

この年はシングルの年間売上1位2位を独占したこともあり、音楽関係の露出も非常に多かったのを覚えています。
そのあたりが複合的に働き、嵐コンへの関心が高まっていたこと、「AAA2008」のDVD自体がかなりシンボリックなDVDだったため、観てみたいと思うファンも多く、売上枚数増加につながったのではないでしょうか。

■3期)2009年3月→2010年4月で約25万枚
2009年は10周年ということもあって、メディアでも嵐の特集が組まれることが多く、メディア露出が目立ちました。ベストアルバムも大いに売れ、嵐の楽曲やコンサートが再評価され、メンバーの魅力やキャラクターを一気に浸透させた時期だったように感じます。

また、オリコン年間チャート4冠等の記録も含め、お茶の間で「嵐」という名前を聞く機会が多かったです。
さらに、特筆すべきはNHK紅白歌合戦」への初出場
嵐のコンサートを彷彿とさせる気合の入ったパフォーマンスだったので、紅白を観て嵐や嵐コンに興味を持った方も結構いらっしゃるんじゃないかと思います。

■4期)2010年4月→2011年1月で約14万枚
観光ナビゲーターのような固めの露出や紅白司会の決定等、「国民的アイドル」と表現されても納得の大きな仕事が続いた時期です。
増加の最も大きな理由は定かではありませんが、2009年・2010年の露出で様子見をしていたファンがもう少し深く観てみたい!と一気に嵐ファンになる決意を固めたような印象です。

また、嵐の発売するメディアの多くが初回盤がすぐに売り切れてしまい、のちのち入手困難になることから、「今しか買えないかも」という気持ちでDVDを予約、購入するケースも多くなったのではないかと考えています。
この時期は「怪物くん」露出で親子層にアプローチをかけていき、嵐としても積極的に新しいファン層を獲得しに行く等、攻めていた時期でもありました。

2009年・2010年の固めで毒の強くない露出を通じて「家族で応援できるアイドル」像を確立し、このブランディングに成功したために「ジャニーズの入口」を担っている現状があると考えています。



■まとめ


■「新規ファン」を獲得している嵐
そんなわけで、以上ざっくりですが、嵐のファン数の変化をデータから見てみました。
ジャニーズのグループが自分たちのファンを増やす方法は大きく2種類です。ジャニーズに縁のない新規ファンをつかまえるか、ジャニヲタ内の別グループを応援している人を取り込む担降りを増やすかです。
嵐が事務所内でも独特の立ち位置についているのは、前者の「新規ファン獲得」が現在進行形でできているグループだから、だと考えています。
データでも見てきた通り、ここ数年、十万枚単位でDVD売上枚数やCD売上枚数を増やし続けてきたグループはなかなかいないのでは、と思っています。

逆に、すでに別グループのファンになっている人が、嵐に担当変更することはほぼないんじゃないか、と感じています。
というのも、別グループのファンから見たら、嵐担になるには露出が多すぎて忙しすぎるし、お茶の間でテレビ露出を見るくらいの熱量でも十分楽しめてしまうと思うからです。
また、嵐は安定したパフォーマンスができるので、よっぽど今の嵐を見たい!と思わない限り、よりによって大きくなりすぎてFCに入ってもコンサートに行けない今をえらんで嵐ファンにならなくていいかな、と感じる気がします。

そんなわけで、既存のファン+外部からの新規ファンで、勢力が衰えず規模拡大し続けている嵐は事務所もびっくりのキラーコンテンツになっていると思います。
「家族で応援できるアイドル」ジャニーズへ飛び込むハードルを極力下げ、大量の新規ファン獲得につなげたこと。これは文句なしに「嵐ブレイク戦略の光」と言えるのではないでしょうか。

■CD売上が横ばいの理由
 しかし、新規ファンがこれだけ流れ込み続けているにもかかわらず、CD売上は横ばいです。このことから、安く借りられるCDはわざわざ買わないようなライトファンが多かったり、流入と同時に流出も激しいのではないか、というような仮説が考えられます。

 特にファンの流出は私のような新米でも感じた時期があります。DVD区分でいくと、3期の2009年3月→2010年4月頃です。昔から応援されていた方の嵐離れ・担降りが相次いだと感じました。そして、なんとなくPopcornか次回アラフェス後にもう一度大規模な嵐離れ・担降りの流れがやってくる気もしています。

 この流出には大きく二つの背景があり、一つは嵐が大きくなりすぎたがゆえに昔から応援してきたファンと方向性が合わず離れたケース、もう一つは嵐ならではの特徴的なケースだと考えています。
 次回は主に後者について触れていく予定ですが、嵐がキラーコンテンツ化した理由である「ジャニーズらしくないアイドル」というブランディングに成功したことが、嵐離れや担降りという流れを生んでいるのではないか、というような「嵐ブレイク戦略の影」のお話です。

■その他
各種ランキングを見ていると、人気の反映のされ方が、シングル→アルバム→DVDの順番で拡大していくのがよくわかって面白いです。
また、初動売上枚数の変動にはファン数の増加が分かりやすく反映され、累計売上枚数の変動にはDVD自体のコンテンツ力が反映される結果となっている、と考えられます。

例えば「"Scene"〜君と僕の見ている風景〜DOME+」は顕著です。これは同じアルバムの別公演を収録した2作目で、前作に近い日程でのDVD発売だったのもあり、最初は買い控えていたファンも多かったと思います。しかし、実際に観てみた人の感想を見て、演出がかなり変わっていることや、特典の嵐メンバーの合宿DVDが大好評だったのもあって、改めて買うことにした人も多かったのではないでしょうか。DVDのコンテンツ力によって、初動は低めでも累計売上では大差ない結果になったと考えられます。

もし、嵐のDVDがすごくつまらないものだったら、最初の一枚は買っても後には続きません。
ですが、2012/10と2012/01でも、「5×10」コンや「Time」コンは売上が2万枚、「"Scene"〜君と僕の見ている風景〜DOME+」も4万枚違うそうですし、嵐のDVDはかなりのロングセラー商品になりつつあります。コンテンツ力があって魅力的なDVDほど、ファンの拡大と共にロングセラーになっていくので、当たり前ながらちゃんと良い作品をリリースしていくことの重要さも感じるデータとなりました。

というわけで、今回はデータから振り返る嵐のファン層拡大でした。
売上データ等はオリコンやWikiを中心に簡単に調べましたが、Wikiを利用するくらい雑な素人調べなので正確じゃないところも多々あるかと思います。そのあたりはご了承ください。
次回はとうとう、「嵐ブレイク戦略の影」の一面を。嵐で新規ファン拡大と同時に、ヲタ離れや担降りが起こりやすい理由について考えてみます。

とても難しいテーマですが、あくまでもまめかんの感じている嵐の状況と思って下さると幸いです。
また、ご意見・ご感想等ございましたら、コメントやリプでお聞かせください♪

2012年秋の見どころ!

前回は完全自分メモの夏のまとめですみません。
今回は中身のあるものを目指したのですが、気付いたらただの自分メモに……。

秋はここを中心にジャニヲタしてきます!っていう宣言になっちゃいました。
今回も引き続き嵐・NEWS以外のグループについて思いっきり触れています
それでも大丈夫な方は続きから!


■この夏特筆すべきジャニーズごと

・エイト8周年開始
・ジャニーズの冠番組が増える
・ジュニア勢の台頭
・NEWSの再スタート露出終了
・嵐の行き先のわからなかったアラフェス


■エイト8周年
 関ジャニ∞はほんと頭がいいですよね。自分たちにしかできないことを常に見つけてきますもん(笑)

 この夏は、3人がドラマ主演、エイトレンジャー公開と宣伝、立て続けのCDシングルリリース。エイトレンジャーカフェ、∞祭というファンイベント、全国ツアー等々、もう8周年を理由にひたすらファンと交流する機会を作り、自分たちの露出をがんがん増やしていきました。
 NEWSの10周年で目指して欲しい貪欲さと露出です。
 ∞祭もコンサートの出来も、記念イベ・記念ツアーをやるグループにとってすごく参考になるだろう会心のクオリティーだと思いました。
 エイトもeighterの方も幸せかつ、ものすごーく多忙な夏を過ごされたのではないでしょうか。

 FCも分かれ、ファンが固定され、改めてファンとの一体感を生む一方で、様々な露出を通じて全員のキャラクターと強みを伝え、新規ファンをごそっとつかまえた夏だったと感じています。
 ヨコヒナのMC、亮ちゃん・大倉くん・丸のドラマ班、やすばの音楽というざっくりとしたすみわけも分かりやすい露出になっていた気がします。

 亮ちゃんが10周年のハードルが上がった、とコメントしていましたが、ほんとにこれを超える10周年は難易度高すぎ!と思うくらい濃度が高く愛にあふれた8周年になっていたと思います。
 これから特典たっぷりのベストアルバムリリースも控えているので、秋はこの一年爪跡を残しまくりのエイトがどこまで攻めていくのか、エイトのがつがつしたしたたかさと戦略が大きな見どころです。

 
■ジャニーズ冠番組
 キスマイBUSAIKUや、KAT-TUNのダメ夜等、ジャニーズグループの冠番組の放送も相次いだ夏でした。ダメ夜はシュールな笑いなので大爆笑という感じではない面白さでしたが、キスマイBUSAIKUにはめちゃくちゃ笑いました。深夜バラエティーに進出することで、バラエティーが始まったグループでのキャラクター認知とグループ人気が上昇し、ジャニヲタ内での人気に変化が生まれていくかもしれません(KAT-TUNは再開というイメージでしょうか)。

 NEWSにもいつか冠番組欲しいですね(笑) 日テレさんに期待!!
 どちらにしろ、バラエティーに強いアイドルの育成を始めたことは大歓迎です!キスマイは昨日からリニューアルした深夜の冠番組も始まったので、今後も冠番組とグループ人気の関係に注目していきたいです。

 
■ジュニア勢の台頭
 バカレアはもちろん、鍵部屋、スプラウト、GTO、黒の女教師、ゴーストママ等々、Jr.勢のドラマ露出もかなり目立ちました。
 また、31のキャラクターや、NHKのRの法則にもJr.が使われる等、歌・ダンス・演技以外の角度からも面白い露出が増えています。

 先日は、Jr.を主人公にした素晴らしい特番も放送される等、外部メディアも事務所内もジャニヲタ界隈もいつになくJr.に注目が集まっている気がします。最近出てきているJr.が全体的に粒ぞろいで、この後誰が頭一つ抜けてもおかしくないくらい、高いレベルで拮抗している感じもあるので、そのあたりも人気の理由かもしれません。
 この秋もバカレア中心にJr.の露出は続くので、彼らの活躍が楽しみです。
 また、個性派のJr.の台頭により一層デビュー組も個性を出してきそうですし、このままJr.のプッシュが続くと、本格的に各GからJr.への担降りブームがやってきそうな気もするので、ファン内の動きも注目ですね。


■NEWSの再スタート露出終了
 7月から本格的にスタートしたNEWSの再スタート露出。チャンカパーナ露出に派生して、何もかもが大きく爪跡を残した濃い露出だったので、私のような新規ファンも相当流入していた気がします。
「再スタート」というドラマ感に惹きつけられる人を満足させるメディア露出と、ずっと応援していたファンに向けたコンサートとイベントの開催。ファンへの感謝の大きさも感動しましたが、優等生で内向きになりがちに見えたグループが、貪欲に新規ファンを獲得しに行っていたところに強い変化を感じさせて、すごくわくわくしました。

夏の再スタート露出は、やり切った!というくらい練に練っていた露出だったので、ほぼ文句なしです。
本人たちも感じている通り、チャンカパーナ」の次のシングルとコンサートが新生NEWSの現状に対する正当な評価になると思います。
今までの露出で惜しいなーと思ったのは、特に東京でコンサートの落選が多く、ちょっと興味ある、くらいの人が入れるツアーじゃなかったことかもしれません。
今回に限ってはずっと待っていたファンの人たちで会場が埋まることが重要でしたし、興味あるな、という人が大量にいてもどうなんだろう、とは思うのですが。

ただ、ファン層拡大を考えると、そういう興味あるな、レベルのファン予備軍に届くDVDリリースと、次回ツアーを作り上げること。そして、そこでNEWSの色とクオリティーを出せるかが大きなカギになってきますね。注目度が高い分、成功も失敗も多くの方のイメージを左右する大切な時期なので、シングル・DVD・ツアー・個人仕事等々を組み合わせながら、チームNEWSがどんな戦略を立ててくるのかすごく楽しみです。

それに向けて、NEWS全体の急務は、4人それぞれのキャラクターを広く認知してもらうことです。NEWSには冠番組がありません。そのため、この秋の最大のテーマは、ドラマ露出のあるますださんとシゲアキ先生がドラマと番宣でどこまで爪跡をのこせるか、という点です。
それぞれドラマだけでも大変だと思いますが、大チャンスなので番宣まで全力で頑張ってほしいところです。

NEWSってどんな人がいるの?どこが魅力なの?という状態を10周年までにどれだけ改善できるかが当面の課題であり、短い時間の中でNEWSの入口になるというハードルの高い仕事を、バラエティーに特化していない2人がどこまでこなせるかが秋一番の見どころですね。
近い日程だと、相葉さん出演の日テレ人気番組大集合特番に、未来シアターチームとしてコヤシゲも出演するので、そこが一つの基準になってくるかもしれません。


■嵐の行き先のわからないアラフェス
 アラフェスエントリーに書いているので長々とは書きませんが、思ったよりメッセージ性の強くないコンサートだったと思います。
 逆に、次回作のPopcornとPopcornツアーで嵐がずっと抱えている課題に何かしらの方向性を打ち出してくるのかなーと期待しています。

 嵐は予想外に大きくなり続けていったプロジェクトなだけに、本人たちも周囲もかじ取りの仕方が難しそうですね。
 国民的アイドル、と呼ばれ始めて結構長くなってきましたが、このまま現状維持というわけにもいかない中で、どんな方向転換を見せるのか。
 アルバムとツアーの中で、嵐が目指す先が見えるといいなぁと。また、番組改変の時期なので、レギュラー番組のSPもありますし、明日はMステ出演もありますし、楽しみなテレビ露出も目白押しです。
 その2つが嵐の秋の見どころですが、やっぱりアルバム&ツアーが気になるところですね。


■その他
 今秋はジャニーズ出演のドラマが多いです。
 キムタク×がやさんの月9、香取さん×ぴーさまのMONSTERS、こーきくん出演の大奥、斗真×田口くんの遅咲きのヒマワリ、優馬×安井くん×北斗くん×野澤くんのPiece。あと、重ねてになりますが、ますださん出演のレジデント、シゲアキ先生出演の花のズボラ飯。風間くん出演の朝ドラも始まってますね。たぶん、全部追えてないですね^^; すみません。
 内容もキャストも期待できそうなのが多いですし、番宣で面白い露出もありそうなので、秋ドラマはちゃんと見てみようかなと思っています!
 

中身がなくてすみません(笑)
NEWS・嵐にとってはそれぞれ勝負の秋になる気がしています。 
どちらも絶対にはずせない時期だけに、一つのプロジェクトとして、どんな戦略を打ち出してくるのかが大きな見どころになりそうです。

2012年夏の総復習

もう10月なので、ツイログを参照しつつ、自分のメモ用に2012年夏に注目していたジャニの活動まとめ
中身は特にないです&ツイログ参照なので見ていたけども抜けている露出等も結構あります。
次回は今回を踏まえて、秋の注目ポイントを考えるエントリーを予定

嵐・NEWS以外のグループの話もかなりありますのでご注意ください。
大丈夫な方は続きから!

■6月

・NEWS BESTリリース
・灰色のカナリア

 どこにも感想書いてないけど、セットも可愛いし、よく出来ている舞台でした。前半はちょっと締まらないところもあったけど、松兄が出てきてからは一気に引き締まった感じがありました。女性陣がちょう美人で、仲良さそうなのも印象的。
 核となる設定に歌を使ったことで、増田貴久を活かした舞台でしたし、ストーリーの程よいファンタジックさもよかったなぁと。まっすーをあれほどじっくり眺めることはないかも、と思いつつの観劇。生で見た松兄の存在感と男らしさに感動
・エイト@Мステ(愛でした)
・にのちゃん誕生日@ワクワク学校
・三毛猫ホームズ最終回

 相葉さんと大倉くんとホームズのために見ていたドラマ。おかえりホームズとさよならホームズ、と番宣していた割には意外と一瞬でえーっ!って感じでした(笑)昨日の再放送で関東は別バージョンが流れたそうですね。
 最初から最後まで、なんでもうひと頑張りしないの!と言いたくなるドラマでした。特に義太郎が何もかもダメ刑事だったときは見てるのがつらかった。主人公のキャラクターに愛着を持ち、成長を応援するドラマなのに、愛着が持てないってどういうこと?ドラマのコンセプト考えてる?と思いました。
 何もかもダメなわけではなくて、もちろん良い瞬間もありました。脚本や演出でもう少しどうにかなったはずなので、よけいに腹が立った(笑)
 そんな中で、石津のキャラに上手く愛着を持たせられた大倉くんはいい仕事してました。キャスティングがよかっただけに、余計うーん、と思ってしまうドラマだったのが残念。
 相葉さんドラマだと「バーテンダー」推しかな。
・ATARU最終回
 元々SPECのファンだったのもあり、毎週欠かさず見ていました。中居さんのチョコザイが最初から最後まで素晴らしくかわいかった。玉ちゃんも良い役でしたし、たまねぎと時期を被らせたことで一気に注目度があがったんじゃないかなーと。
 登場人物たちのキャラが濃くて、愛嬌があったのでミステリーの皮を被ったキャラものドラマとしてもいい出来でした。
 9話10話あたりのチョコザイと両親を主軸としたテーマがすごく良くて、ぼろ泣きしただけに、最終回がやや拍子抜けでした。
 伏線を張りすぎていて回収できていないところもありそうですが、全体的に質の高い良いドラマでした!大好きです。
・鍵のかかった部屋最終回
 原作の一巻目「硝子のハンマー」が好きだったので、画面も登場人物も派手じゃないし、大野さんで実写化、しかも月9とは……!という感じでした。期待しすぎたせいで、初回は拍子抜けでしたが、工夫された実写化だったので、ドラマ版榎本青砥のキャラが確立し、芹沢が自由に動き始めたことで映像ならではの魅力が感じられるようになり、右肩上がりに評価が上がっていったドラマでした。6話では坂本兄さんや桐山くんが出るなど、意外なジャニーズゲストも面白かったです。
 ずっと無難だけどいい出来!と思っていた鍵部屋が最終回で一気にすごく好きなドラマに。あんな贅沢な3ヶ月あり?と思いながら見ていました。DVD発売に合わせて、全体の感想とその日にツイートしていたことを書かせて頂こうかなーと。
 意外かもしれませんが、ドラマで見た大野智の演技では、鍵部屋が一番好きかもしれません
・リーガルハイ最終回
 これも欠かさず見てました。親子の親権の回と、原発問題を絡めた後半部のメッセージ性の強さが印象的。古美門や黛だから言えるセリフも本当に多く、理の古美門、情の黛の対比が素晴らしかった
 あと、田口くんの蘭丸!良いドラマに出てよかったねぇ。小池栄子さんにもてあそばれてるシーンが大好きです(笑)  
・24時間テレビ記者会見
 私的にこの夏一番ひどい山っこ。疲れたときによく見てます(笑)
 その日のツイートがこちら。
 ”一番印象的なのは、チャリTシャツの背中を見せるために、翔くんが大野さんを振り向かせる下り。テレビ用じゃない低い声で椅子を回転させるところに、大切にしてるけどやや押しの強い櫻井翔がいる気がしました。うわあってなったのは、背中のしわを丁寧に伸ばす翔くんとなすがままの大野さん。大野さんって、自分が把握出来ないことに結構警戒心強いんじゃないかと思っていて、前じゃなくて背中を触れられたらびくっとする気がしてたんだよね。だから、あの背中の無防備さにどきどきした。”
・パパドル最終回
 最初から最後までジャニヲタにケンカを売っていたドラマ(笑)
 エイトが総出演していたし、亮ちゃんはかっこいいし、うみかちゃんはかわいいし、部分的にいいシーンもあったんだけど、苦行で泣く泣く途中で挫折。
 最終回の家族のシーンでラストじゃなかったことに、パパドルをなめていたと感じました。



■7月

・NEWSコン決定!
・少クラを毎週見始める

 バカレア組を中心に、今のJr.が精鋭ぞろいなことに気付く。ジュニアに担降りしかける(笑)
 セクゾンちゃん・エビ・キスマイあたりにもどんどん詳しくなっていく夏。
・まっすー誕生日
・シゲアキ先生誕生日
・ビギナーズ

 Fire Beat的なシングルが出ないか期待していたので、わなびーにちょい残念でした。あ、いまはわなびーめっちゃ好きなので全くもってそんなことないんですけど。
主に泣いてます
 これかなり好きでした。中丸くんの美大生役ハマりすぎ!笑 基本的に中身がないのがウリですが、各回もうちょっとずつ話進めてくれたらなおよかったかな。
・チャンカパーナリリース&露出
 少年倶楽部プレミアム、おしゃれイズム、FNS等々、素晴らしい露出多数
・アラフェス決定
・エイト@Мラバ

 ERが好きで仕方ない。
・TOREで素晴らしきヤンマー(ヤスが落ちないように抱きかかえる亮ちゃん)
関ジャニにしやがれ

 しやがれスタッフの大野さん溺愛疑惑と、丸ちゃんのにの本気愛が明らかに。


■8月

・∞祭
 行けなかったけど、エイトはエイトでぶれてなかった。レポ読んでて幸せになった(笑)
・NEWS秩父宮公演
 ちょっとしたレポはツイログに。感想はブログのあちこちにあります。
 NEWSコンは4人で初めてってこともあって未熟なところももちろんあったけど、NEWSの気迫が不満を感じさせなかった。
 今からファンだとコンサートの成長を見る楽しみもあるなぁと感じつつの参戦でした。
・NEWSイベ@東京
 最高に幸せな時間でした。握手会嬉しかったけど、もしなくてもイベント単体で十分楽しかった!待ってる間は周りの人と話せるし。意外と番号がよくて、3列目の中央くらい。もう一生分のつもりでガン見ですよ。叫んでくれる男性ファンが近くにいたおかげで、シゲマスがめっちゃ向いてくれるという棚ぼたもあり(笑)
 握手の前に「めちゃくちゃ早く流されるけど、ちゃんと目、見るんだよ」といったシゲアキ先生が死ぬほど親切なイケメンでした。
 近くで見たまっすーはほんとに男っぽい!ひげそった跡もあって、この人26歳だよ!って初めて思いました。手も大きいしがっしりしてる。
 シゲはめっさ小顔で、手が小さくてやわらかかった。でも、ちゃんとぎゅって握ってくれました。まっすーがシゲの手の節がなくて女の子みたい、って言ってたのがすごいわかったし、手をつなぐならシゲを選びたがるのも分かった(笑)
 小山さんはずっと泣きそうなくらい目がうるうるしていたのが印象的。手越さんは笑顔が超アイドル!誰よりも強く握手しながら送り出してくれる(笑)
 終わったあとにきらきらしたパウダーとバニラみたいなあまーいかおりが移ってて、NEWSアイドル!と思いました。
・証初披露
 嵐がゲストで出ると、やっぱり個々のバラエティーの能力も高いし、完成度の高いパフォーマンスするなぁと実感。
・大野さんディズニー特番
 ブログでも少し書いたかもしれませんが、すごくいい番組でした。大野さんの目がずっときらきらしてて好奇心が伝わってくるし、大野さんに可能性はあるんだよ!って言ってもらえると本当にポジティブになれる。思いがけず背中を押してもらった番組でした。
・「ピンクとグレー」漫画連載開始
・24時間テレビ

 自分史上最高の視聴時間。にののドラマもよかったし、潤くんの指揮もほんと印象的。あとは、嵐の手紙。個性が出ていたし、大野さんが久々にリーダーらしいリーダーで感動した(笑)
 最後の翔くんのスタッフに近い活躍っぷりも素晴らしかったです。
・潤くん誕生日
・ラブホリ先輩がチャンカパーナポーズ
・さおりんとまっすーのハグ

 あれちょうかわいい。ありがとう日テレさん!
・シゲアキ先生のラグビーのキックオフプレゼンター
 タキシードもなんだけど、一人称が「私」のコメントを出すシゲアキ先生に魂持ってかれた。



■9月

・さとしげお泊りが発覚→大野担パニック
 詳細はさとしげエントリーがあるので、そちらを(笑)
・中丸さん誕生日
・まっすーのレシデントに引き続き、シゲアキ先生のドラマが決定
・エイト@Мステ

 あおっぱなの丸ちゃんセンターいいよ!とうとう丸ちゃんの歌のうまさが気付かれる日が来たんだ!と思いながら見ていました(笑)
 ヤンマーもかわいい。
ボーイズ・オン・ザ・ラン最終回
 あいだ見てなかったら超展開でした。最後まで丸ちゃんがちょういい人過ぎて、それだけで十分泣けた。
・滝翼コン@東京ドーム
 ジャニーズの文化を心底味わえるコンサート!と思ったら、演出がジャニーさんとあとで知って衝撃。とりあえず、見てみたかった人ばっかりで、豪勢すぎてものすごい忙しかった。
 ジャニーズマンションを生で見られたのもすごいよかった。あれ見るために来年サマリー行きたい(笑)
・KAT-TUN@Мラバ
 不滅のスクラムがツボすぎて、今でも定期的に見返しています。
Rの法則にルイス・ジェシーと田中樹はじめとするJr.出演を知る
GTO最終回

 モデル畑の可愛い女の子たちと、ジュニア勢を愛でるドラマ。何にも考えずに見れるとこがよくて、この夏一番見ていたドラマ。
・NEWSのanan発売
・あらしちゃんに岡田くん参戦

 ガチで恥ずかしそうな大野さんを久しぶりに見る。
・NEWS9周年
・嵐13周年
・シゲゴリが相変わらず仲良し
・8ESTのツアー開始

 初日から不憫な亮ちゃんエピ。∞祭のパンフレットが倉安を拝みたくなるクオリティーでした。ほんと、エイトが気になったら読まなきゃ損!
 私は味スタの2日目に入ったんだけども、今回のエイトコンは最初から最後まで鳥肌ものだった。どこかで語りたいんだけど、語る機会を逃しちゃった(笑)
 ツアーが終わった頃に唐突に語りだすかもしれません。
・エイトのベストアルバム&追加公演決定
・アラフェスグッズ騒動
・アラフェス

 感想は別のエントリー参照でお願いします!
・Popcornの発売決定&ツアー決定
・JUMP5周年
・チャンカパーナ30万枚突破!
・セクゾンちゃん1周年
・ジャニーズJr.の裏側特番(いつか感想書きたい……)
・NEWSコン感動のフィナーレ!!!!!


というわけで、なんだかジャニーズ充してて忙しい夏でした(笑)
完全にメモですみません><
次回は初めに書いた通り、夏のまとめと秋に向けて見どころを考えていきます。

NEWSのコンビ Part6(シゲマス)

昨日はNEWSコンのオーラスを迎え、感動と情熱あふれるレポに感謝!という感じでした。
ファンにとってもNEWSにとっても、最初から最後まで笑顔と感動が絶えず、決して忘れられない夏になりましたね。
あとは次のシングルとツアーの情報を楽しみにしながら、DVD化を待つのみ!!

今日はコンビシリーズ最終回!この夏いたるところでひどかったシゲマスで終わりたいと思います(笑)
参考資料は、いつもおなじみ、QLAP!、少年倶楽部、ツアーパンフレット、9/12発売のTVぴあです。

ツンデレと小悪魔になりつつある幼馴染コンビは続きから!

■各メディアから見るシゲマス


■まっすーの語るシゲ
-色んな情報の交換をできる人

  • 3年B組金八先生」からの付き合い
  • プライベートでも一番遊ぶ
  • 学校の友達って感覚に近い
  • 彼は知識の量が豊富
  • 知りたいことがあればシゲに聞けば何でもわかるってイメージ
  • いい意味で一歩引いてる
  • 一度言いたいことを飲み込んでから話すところが大人だなって
  • ほかの人としゃべってるシゲを見て「カッコいいな」って思うことも多い
  • カッコいいし頭もいいしスタイルもいい
  • だけど、残念ながら球技だけはできないんだよねー(笑)

■シゲの語るまっすー
-アイディアマン

  • なぜか僕のことをやたらと褒めてくれる人(笑)
  • しかも僕がいないところで
  • 「シゲいいよ」って言ってるみたい
  • 僕もマッスーのセンスが好きでよく褒めてる
  • 周りから見たらすごいイチャイチャしてるみたいに見えてるかも(笑)
  • 常にいろんなアイデアを出してくる
  • 自分の信念を貫く人
  • マニアックになりすぎず、ファン目線で物事を見ているところがすごい
  • 頑固なわりに優柔不断な一面もある
  • ちょっとややこしい人(笑)
  • まっすーは手越とは逆に、言葉を選ばずにグイグイくる
  • 俺を褒めるにしても、照れるのか一回落として褒めてまた落とすみたいな(笑)
  • 最近はかわいい中にも大人っぽさをちょいちょい出してきてる
  • 一番お客さんのことを考えてます
  • 全部を決めてるっていうよりは、思ったことやアイデアをどんどん出す感じ
  • まっすーの場合はどっちかというとスポットで、「スペースシャトル」とか、アイデアを点から広げてく
  • 譲らないところは譲らない
  • でも決められないところはみんなでそこを埋めてったり
  • 頭の中がかわいいんじゃないかな
  • ファンタジックな感じ

■2人の語るシゲマス
-中学の同級生!

  • オレたちはジャニーズの仲間っていうより、ずっと"同級生"って感じ
  • 2人でいるとNEWSのことは全然意識しない(笑)
  • 「3B」の影響が相当強い
  • あれから10年以上経つけど、オレはまっすーの成長をずっと見てきた
  • 色んな場数を踏んで男っぽくなったと思う!
  • シゲはだんだん洋服がスナフキンみたいになってきた
  • 洋服の話はシゲとが一番できる
  • 唯一2人だけで買い物にも行けると思う
  • 同感!実際よく行くショップが被ってる
  • まっすーだったら似合うかどうか聞いても信憑性がある
  • おもしろいのが、同じブランドで買っても服が被らないとこ
  • お互いに着れない、着ない、と思う服を後日相手が着ている2人
  • 洋服の話はまっすーにかなわない
  • 知識量はシゲにかなわない
  • シゲはちょっと興味あればその話題について話せる
  • まっすーも雑学詳しい
  • 「ねぇ知ってる?」ってよく言う。で、それにシゲがもうひとネタ被せてくる


■まめかんの思うシゲマス


■金八先生から続く幼馴染感
この2人を語るうえで外せないのが、「ドラマ金八先生」
不勉強なのでドラマは未見なのですが、シゲ演じる優しい優等生「ハセケン」がかなりかっこいい役らしい、というのは聞いています。
特にますださんは、この時のハセケンのクラスを取りまとめていたリーダー的イメージをそのまま引きずり、現在に至っている関係なような気がします。
まっすーが常々、「シゲとはクラスメイト」という話をしていますが、傍から見ても、仕事仲間というよりプライベートの友達的な印象が強いコンビになっています。
また、ますださんはシゲの先輩に当たりますが、金八先生で同級生を演じたことで、お互いに先輩後輩、という意識が弱いのもあり自然なフラットさも特徴的ですね。

■加藤シゲアキが大好きなますださん
このドラマのイメージを引きずっているのもあって、ますださんがシゲに持っているイメージはかなり好意的。
というか、ますださん、シゲのこと大好きですよね(笑)
正直、お茶の間ファンをしていたころにはここまでシゲのことを好きな人だとは思いませんでした……!

NEWS内ではずっといじられキャラだったシゲアキ先生は、メンバー内もファンも貶し愛的な人が目立つ時期もあったようです。が、増田さんは貶し愛代表にも関わらず、シゲが心底そのポジションに傷ついたときに、心から「シゲかっこいいよ!」と言ってくれる人でした。シゲは褒められてもなんてこともないようについついクールぶって受け流してますけど(笑)、きっと、シゲ本人も、シゲを心配していたファンも、増田さんの「シゲかっこいい!大好き!!」な姿勢にたくさん救われたんじゃないかと思います。

今でもインタビュー見ると、運動以外の部分は、増田さんから見ると文句なしで「シゲかっこいい!」なんですよね(笑)
プライベートのシゲがカッコいい、という話を常々している増田さんですが、それゆえに、「アイドル加藤シゲアキ」に一番期待している人なんじゃないかと考えています。
昔からずーっと知っているまっすーだからこそ、飾っていないシゲの色んな魅力も知っていて、その魅力が仕事にも還元され「アイドル加藤シゲアキ」が輝く瞬間を誰よりも待っているんじゃないかと思っています。というのも、シゲのちょっと残念でカッコ悪いところも愛している増田さんではありますが、アイドルらしいアイドルとして輝いているシゲの姿を見た時の増田さんの表情がすっごく輝いているからです(笑)

お客さんがシゲに歓声をあげた瞬間や、面白くてウケた時など、自分の知っているシゲの良さが出て、認められた瞬間に、シゲ以上にすっごく嬉しそうな顔なんですよね。
イベントでもシゲがいい突っ込みをした後、満足そうに「やっぱりシゲ面白いな〜」満面の笑みを浮かべてつぶやく増田さんを確認して、よかったねぇ〜と思ってしまいました(笑)
この、「アイドル加藤シゲアキ」への期待と、自分が認めたシゲがお客さんに評価されることへの嬉しさが増田さんの対シゲアキ先生の一番の特色だと思います。

■「まっすーの一番の理解者」と言い切るシゲアキ先生
まっすーの成長を見守ってきた、という通り、増田さんの変化も扱い方も一番よく知っている人なのかもしれません。
頑固なのに優柔不断でちょっとややこしい、と増田さんをシンプルに表現できるシゲアキ先生にとっては、増田さんのややこしさはすでに解明済みで対応も手慣れたもの、という感じがします(笑)

シゲが以前のインタビューで「一番の理解者」と言ったのは、増田さんのアイデアや意見に「突拍子もないけど面白い!」と思うことが多く、増田さんと増田さんのアイデアを上手く活かすように支援する機会も多いってことなんじゃないかと思っています。
また、シゲ自身、0から突拍子もないアイデアを出す、というよりは出てきたアイデアを広げたり全く別のものを組み合わせてみる等の、アレンジのセンスがすごく良い人だと思うので、シゲマスの作り手としての性格と相性のよさが上手く機能して良いサポートになっているんだと思います。
また、「理解者」という言葉のチョイスに、反発して化学変化を起こすテゴマスとの違いも汲み取れてすっごく面白いなーと感じていました(笑)

■本来なら違う道に進んでいただろう2人
増田さんが少クラで、「オレは学校休んでレッスンに行くこともあったのに、シゲは受験休みしまーすとか言って休んでて、何だ?アイツって思った」というような話をしていました。NEWSデビューは夢、と語り、Jr.時代から芸能の道で生きていくつもりの増田さんと、デビュー前まではきっと方向転換も考えていただろうシゲ。アイデアの出し方も、比較的ロジカルなシゲと、点で突飛な方向に向かっていける増田さん。根っこでは重ならない部分の方が多い2人だと思っています。

シゲマスは金八先生の時からの付き合いがあってこその仲良しコンビですが、この話が象徴するように、本当はシゲマスっていまいち噛み合わない組み合わせだったと思うんです。
本来ならお互いの考えが違い過ぎて理解するのに時間がかかり、例え同じクラスにいてもグループは違って、深い交流も生まれなかっただろう2人。その噛み合わない部分をシゲが上手く汲み取って調整して成り立たせていると感じていて、かつそれが当たり前になった関係が今のシゲマスなんだろうなーと思っています。

噛み合わない2人がちょっとずつお互いを知っていって、仲良くなって、意外と共通項があるのにも気付き、今でも変わらずに温かい関係を築けているのがすごく素敵だなぁと思います。
お互い系統は違っても美的センスは信頼していて、プライベートでも気軽に遊べる人だし、本来なら深く関わることのなかっただろうコンビゆえに、お互い一緒にいるのはすごく刺激的で、増田さんもシゲも話しているうちに世界が広がっていく感じがして楽しいんだろうなって思っています。



■このコンビの魅力


■ツンデレ増田貴久
なんといっても、まっすーのツンデレ具合!最近は、コヤテゴもシゲアキ先生のことを素で褒めることも多いので、2人が「あのシゲよかったよ!」なんていった後に、ますださんに振った日には「どこが?」とツンデレしてしまいます(笑)
ツンデレの激しい増田貴久がお好きな方は、ぜひ「ポポロ」をお買い求めください。
「このシゲ王子様みたいでしょ? 他のはかっこよくないけど。……なーんてね!ウソウソ!!」みたいなまっすーもいます(笑)

この反射的なツンデレと、照れまくって素直になれないせいで、デビュー前から一途なますださんはずっと片思いの状態です。
シゲはシゲで、ツンデレな増田さんに気付きつつも、特にアクションは起こしません。起こしたとしても確信犯の香りが漂っています。この、増田さんだけは扱い雑でも大丈夫!振り回しても大丈夫!と確信しているかのようなシゲアキ先生が本当に小悪魔(笑)
めったに見られない、相手を翻弄してちょっとSっ気のあるシゲアキ先生と素直になれない増田さんおいしすぎる組み合わせですよ!ほんと。

■アイドルらしいまっすー以外の表情が出やすいコンビ
まっすーはシゲより年上で先輩なんだけども、友達感覚でもある、というわけで年上っぽい顔をしているけど年上感の漂わないまっすーも、アイドルスマイルじゃなく普通に楽しそうなまっすーも両方見れちゃいます(笑)
雑誌の写真でも、シゲマスで撮ると、まっすーが飾ってなくてすっごく良い表情をするのでお気に入りの写真がすごく多いです。

特に、年上っぽいまっすーはすごく可愛い!
QLAP!をご覧いただくと分かりやすいと思うのですが、シゲを見下ろす増田さんの顔が全体的にドヤ顔(笑)
もう何とも言えないような、年上だぜ!という顔をしています。かといって、シゲは増田さんと同級生感覚なので、並んでも特に後輩っぽいテンションになるわけでもなく、増田さんに遠慮するわけでもないので、写真としては先輩後輩感も漂いません(笑)
この、シゲにだけはカッコよくて男らしい増田貴久を見せたがる増田さんが本当に愛すべき人で、だいすきだなーと思います。

■お互いの手の内を熟知しているシゲマス
この2人はお互いにお互いの手の内を熟知していて、それを前提としたうえで2人の行動が生まれている気がしています。
増田さんはシゲアキ先生の面倒くさいところも、よわーいツボも分かってるんだけども、ついつい計算高くもなれず素直にぶつかっていっちゃうんだろうなぁ、と思いますし、シゲはシゲで、増田さんの反応を予想したうえで増田さんは絶対に離れていかないという確信を持っているからこそ、遠慮もしないし安心して雑な対応ができるんだと思っています(笑)
秩父宮で助走を付けて全力で飛びついたシゲと、笑顔で微動だにせず受け止めた増田さんって感じの信頼感です。

嵐で言ったらにのあいの関係にすごく近いんじゃないかなーと感じています。まっすーがにの寄り、シゲが相葉さん寄りな感じですかね。お互いのキャラ的には逆なので分かりにくいですが、2人のポジションのニュアンスだけ感じてください!笑

QLAP!の中で、私が好きで好きでたまらないシゲマスは、背中を預け合って爆笑しているシゲマスなんですが、とにかく楽しそうで、お互いに遠慮しなくていいなって思ってそうな安心感と無防備さに惹きつけられています。

本人たちの言う「中学の同級生」も同じニュアンスを感じています。中学生の時の関係も空気も大人になったからってなかなか変わらないってことなんだと思います。2人の関係はいつまでもこれまでも変わらないだろうなという安定感と、まっすーの片思いから始まったシゲマス劇場のハラハラ感
その両者を同時に味わえるのがシゲマスなので、さっぱりしつつもホンワカあまくて、かと思ったらほろ苦さもあるので、どこを切り取ってもすっごくおいしいコンビだなぁと思います。

この夏を見るに、まっすーからシゲアキ先生へのツンとデレの激しさはますます進行中ですし、メンタルも強くなり感情表現のレパートリーの増えたシゲアキ先生の確信犯的小悪魔もどんどん進行していくと思うので、今後シゲマス劇場はいよいよドラマチックな展開をむかえるんじゃないかなーと予想しています。
普段は雑でも、シゲマスはなんだかんだわちゃわちゃしてるし、2人ともすっごく可愛い生き物なので癒し系でもあるし、ほんと推せます!笑

というわけで、以上、まめかんの思うシゲマスでした!
またご感想等ありましたらコメントorリプお待ちしています♪


そして、このブログもついに始めてから丸一ヶ月です。そして気付いたら読んで下さる方々のおかげで2万PVを超えていました。
ありがとうございます!
誰一人読んで下さる人はいないだろうと思いながら細々と書き始めたブログに、思ってもみなかったくらい反応を頂けていて、すごくびっくりしています。
ブログを通じてアイドルの新しい見方を教えていただくことも多く、こういう形でまとまった文章を書いてみてよかったな、としみじみ感じています。

なんですが、この一ヶ月でこのブログの趣旨として書くべきものはほぼ書ききってしまって、毎日書くほどテーマが見当たらないので、今後は不定期更新に切り替えて運営していこうと思います。
テーマ思いつかなくてすみません(笑)

そんなわけで、テーマ案や、こんなところ気になります、とかも大募集です!笑
思いつきましたらコメントorリプでぜひ><
匿名が良い方はインタビューズにお寄せください。向こうで答えさせていただきます。

また、番組や雑誌の感想等は変わらず、ついったーの方で好き勝手書いていくのでよろしくお願いします^^

NEWSのコンビ Part5(コヤテゴ)

とうとうコンビシリーズも残り2組!
シリーズ終わりはなんとなく寂しいですね。

今日はNEWS内でも特にあまーいコンビです。
参考資料は、いつもと同じくQLAP!、少年倶楽部、ツアーパンフレットです。

また、先に宣言させていただきたいのですが、コヤテゴを語るうえで欠かせない資料がいくつか未読なので、後日読み終えたら追記させていただくと思います。
申し訳ありません><

それでも大丈夫!という方は続きから。

■各種メディアから見るコヤテゴ

■小山さんの語る手越さん
-サッカーで例えればフォワード

  • NEWSの裏のリーダー
  • スタッフ、メンバーを引っ張ってくれる
  • 4人で活動するようになってから、自分の思いをきちんと言葉にするようになった
  • 言ったことはきちんと実行してる
  • 表現がストレートだから聞いてて気持ちいい
  • 普段は本当にかわいい人
  • 僕もついついかわいがっちゃう
  • 「慶ちゃん俺のことが好きだな」ってきっと手越はわかってる(笑)
  • 実は手越の手のひらの上でコロコロ転がされてるのかも
  • まあいいや、またご飯おごってあげる(笑)

■手越さんの語る小山さん
-最年長としてNEWSを大きな視野で見る人

  • 常にグループを俯瞰で見てくれる頼もしい人
  • みんなの気持ちを確認したり、一番動いてくれた
  • メンバーを、NEWSを誰よりも愛している
  • 「4人が同じ方向を向いて進んでいかないと!」って思いも一番強い
  • 共演した人たちとすぐ仲良くなれる
  • (社交性があるところは)正反対でうらやましい
  • 本当に温厚な性格
  • つむじを押す以外のことで彼を怒らせるのはまず不可能だね(笑)

■2人が語るコヤテゴ
-表向き僕がリーダーだけど、裏のリーダーは手越

  • 手越の強気発言はカッコイイなと思う
  • オレにはないところ
  • 「4が6を超えればいいんでしょ」って
  • やる気のない人をとどめることはグループにとって違うって躊躇なく言い切れるところがすごい
  • 色んな見方があるし、敵ができることもある
  • いいの、それでも。敵になる人どうぞ、って感じ
  • でも、なかなか言えないことを言葉に出していくのは自信があるから
  • 手越の場合ビックマウスじゃない
  • 手越の自信はグループに必要
  • グループもスタッフも引っ張られる
  • これからも続けてほしい
  • NEWSのふざける担当2人
  • マジメな打ち合わせの時も"どこいこうか"って2人でアイコンタクトをしてる
  • ふざけ過ぎて予定時間オーバーしちゃう
  • みんなに止められるけど止まらない(笑)
  • 手越のおふざけにいつ何時でもオレは対応できる

■まめかんの思うコヤテゴ

■ブラコンな兄弟
これはみなさん異論がないと思います。
小山さんも言っていた通り、甘え上手な弟に転がされる優しいお兄ちゃん、って感じです(笑)
ごろにゃんな手越さんと年上らしい小山さんを見たいならコヤテゴを見るべし!って言ってもいいんじゃないかと。
あと、甘える手越さん、甘やかす小山さんという構図が確立しているし、これは当分変わらないでしょう。
そのため、見ている方としても安心してコヤテゴをみることができます。

■ずっとはしゃげる2人
KちゃんNEWSを聞いていても、とにかくふざけ合っていて楽しそう。手越さんがどれだけ暴走しても、小山さんがいる限り一緒にノってくれるし、微妙なラインだったらストッパーになってくれるという信頼を感じます(笑)
あとは、手越さんに一番ぐいぐい行けるのが小山さんなので、隠れモノノフとか、女子高生コス好きとか、スーパーアイドル手越以外の顔をさらっと暴露してくれますよね(笑)
いやー、あのナチュラルに手越さんを解体できる感じ、本当に尊敬です!
あと、一番大学生サークルノリな2人かもしれません。いつまでもばか騒ぎできる感じ、好きです^^

■コヤテゴで死角なしの攻めるNEWSへ
再始動をきっかけに、すごーく仕事面での関係性が変わった2人ですね。
小山さんはリーダーに就任しましたが、ことあるごとに「裏のリーダーは手越」と言っています。
私は未読なのですが、現在発売中のTVぴあとLOOK at STAR!にコヤテゴの仕事面での関係性を読み解くヒントがあるようです。
小山さんは本人も自覚している通り、緩衝剤になるのは得意ですが、何かを決めたり方向を強く示すのは苦手です。
そのため、手越さんに「NEWSの先頭に立って引っ張る」部分をお願いし、小山さんはNEWSがやりたいことを実現するためのパイプ役を務めると決めた上でのリーダー就任のようです。
そのため、コヤテゴは「先頭に立ち目標を示す手越さん」「目標に向けて全てを円滑にまわす小山さん」リーダーの表裏を2人で分担することで、それぞれの強みを活かしたグループ運営が実現しています。

■NEWS内ポジションをうまく分け合った2人
手越さんという超強気でクレイジーなエースを抱え、一見普通そうなシゲマスも揃いも揃ってどこかクレイジーな新生NEWS。
ジャニーズには兄貴のようなリーダーらしいリーダーから、自分は何もせずに周りが動いてくれる愛され系リーダーまで、色んなリーダーがいますが、個性のバラバラな4人でうまくやっていくためには、小山さんのように自分は主張せずにメンバーの意見を聞いて調整&実務に落とせるリーダーが上手くはまったんだろうなと感じています。
逆に、小山さんが全方面で素晴らしいリーダーシップを発揮してしまったら、手越さんとバッティングし、もったいないことになったと思います。
グループとして魅力的に見えるためには、全員が個性を活かしたポジションを確保することが必須だと思っているので、小山さんのリーダーに対し、手越さんがエースとなって仕事でも上手く輝ける関係性になれたのは本当に素晴らしいです。
また、手越さんに主張をするように促した小山さんも、やっぱりリーダーらしいリーダーです。コヤテゴを追う中で、小山さんのポジションなんかも見えてくるのもすごく興味深いですね。


■このコンビの魅力

■手越さんに引きずられやすい小山さん
インタビューを見ていても、小山さんは手越さんの強気な姿勢にすごく影響を受けているんだろうな、と感じます。
そのためか、手越さんだから許されるぎりぎりラインの甘い言葉や、クレイジーに近い発言を聞いているうちに、小山さんも常識のストッパーが外れてきているな、と思います(笑)
小山さんが強気発言に感化されているうちに、ついつい手越さんに引っ張られてるんじゃないかと感じています。
そんなわけで、手越さんの影響と再スタートのハイテンションによって、ロマンチック小山も日々進化し続けていることは間違いありません。

今後も思考回路手越さんに近づいていき、ファンへのメッセージ等でも手越さん的なインパクトのある発言も増えると思いますし、コンサートのパフォーマンスも恥じらいや常識を捨てることで斬新な小山さんが見られるようになるのでは、とぼんやり感じています。
コヤテゴを見るうちに、少しずつ手越さんが滲んでいく小山さんの変化を見られるのはすごく面白いと思います。

■ONとOFFの最も激しいコンビ
多分ですけど、コンサートやらTV出演やらで見せるONの姿と、ブラコン兄弟の甘々や、ラジオで見せるOFFっぽい姿との差が最も激しいコンビだと思います。
可愛いさとかっこよさを自由に行き来する2人のふり幅に、思う存分転がされることができるので、振り回されたい人おすすめです(笑)

さらに、これまでの甘える手越さん、甘やかす小山さんの揺るがなかった構図に、表裏一体リーダーという新しい関係性が組み込まれることで、コヤテゴのコンビ像も大きく変化し、ふり幅もさらに激しくなっています。
今後、より一層関係も深まっていくだろうコンビなので、2人がターニングポイントを迎えた今から追っていったらすごく面白いと思います。

また先ほども書きましたが、コヤテゴを追う中で、グループとして向かう先だったり、小山さんのリーダー像だったり、手越さんのエースの役割だったり、NEWSの思いと中身が見えやすい気がしています。
2人のポジションから言っても、NEWSの核となるコンビとして確立するんじゃないかなと感じているので、そのあたりも合わせて見ると面白いかと思います。

また、NEWSの中でもアイドル業が天職な2人であり、ベタなアイドル像を愛し、体現できている2人だと思います。なので、正統派に近いアイドルコンビを見たければ、この2人、迷わずおすすめです!


ざっくりで申し訳ないです><
どうやら、まめかんの中で小山さんがものすごくつかめない人なので、小山さんを含むコンビも上手くつかめていないようです。
この2人の面白さは、やっぱり6人体制の時の関係を引き継ぎつつも、リーダーとエースという新しい関係も始まっている、という点ですね。
切り替えのしっかりしている2人なので、あまり大きな変化を感じませんが、今後どうなっていくかは未知数なので、色んな意味ですごく興味深いコンビで本当におすすめ。

とはいえ、魅力が上手くつかめず、伝えられず、不完全燃焼です……。
コヤテゴ担の方がいらっしゃいましたら、ぜひ、まめかんに魅力を教えてください!
ご感想等ありましたら、コメントやリプお待ちしています♪