エンドレス・サマー

前向きで切ないアイドルたちが大好きです。

いま、NEWS について思うこと

まとまらないけれど、書かないわけにもいかなくて、今の率直な思いを残します。
久しぶりの更新が、このような内容になるとは思っていませんでした。

昨日付けで、手越さんがジャニーズを退所し、NEWSを離れました。
いろんな意味でジャニーズらしくない人で、そのらしくなさがとても面白く愉快でした。

ここ数年はヤキモキさせられることも多く、どうかと思うこともありました。
全てを手放しで肯定できるわけではないけれど、
ライブと歌にはいつも真摯で、今もなお変わらない事実だと思っています。

手越さんがNEWSにいたことで、生まれた歌がたくさんありました。
手越さん・増田さんがプライドをもって歌にこだわらなければ、歌で戦うNEWSのスタイルは確立されなかったでしょうし、小山さんやシゲアキさんが歌を楽しむようになることもなかったかもしれません。

今の手越さん、これからの手越さんにどう思うかはわかりません。
ただ、ジャニーズにいた手越さんに支えられ、勇気づけられ、元気づけられた記憶は心に仕舞っておこうと思います。

本当は、COVID-19の影響で無くなってしまった「STORY」のコンサートでキラキラの手越さんにもう一度会いたかったな。
またテゴマスのコンサートに行きたかったな。
恨み言は言いたくないけど、この気持ちばっかりは当分消えそうにありません。



さて、NEWSは、Smile Up Projectのライブ配信に参加するにあたり、3人で歌うことを選びました。
配信日は退所前日の6月18日。
今思うと、4人のNEWSでいるギリギリのタイミングでした。3人にとっては、去っていく手越さんを送り出すライブでもあったのかもしれません。

一昨日、ドキドキしながら配信を見届けた私は、ああNEWSだ、と素直に思いました。
増田さんが覚悟を決めて手越さんのパートを一部引き受けてくれたのもあるでしょう。
手越さんのソロや上ハモやフェイクが聞こえてこないことが寂しくはあったけれど、3人の歌はあたたかくて、やさしくて、つよくて、ずっと恋しかったNEWSの歌でした。

昨日の退所発表を呆然としながら受け止めたいま、
みんなが大好きなNEWSはここにあるんだよ、こうやって守っていくんだよと示してくれた3人に、とても救われた気持ちです。

そして、もう一度、まっさらな場所から歩みだす3人には、
頑張ってくれてありがとう、無理しないでねって伝えられたらいいなぁ。

知っての通り、ジャニーズは生半可な気持ちでできるようなことはないし、
離れると決める人を引き留めることは誰にもできません。
その人の人生はその人のものだから。

ただ決断を待つというのは、とても苦しいことだったと思います。
メンバーとしていろいろ思うところはあっただろうけれど、最後まで、手越さんの場所を空けて待っていてくれたことに感謝を。


なぜだか、NEWSはいつも心情にぴったり重なる歌を持っている不思議なグループです。
最新作「STORY」のアルバムのラストは「NEW STORY」という楽曲でした。
STORY (通常盤) (CDのみ)

何度 夢に敗れ 夢にはぐれ ここまできただろう
生きていく 一度きりの物語を
他人に言えないこと 言わないこと胸にあるだろう
生きていく すべて抱え 進んでいく

メンバーがいなくなるというのは、どういう形でも心にぽっかり穴があくということで、その穴は元通りにはならないし、埋めることも難しい。
ここ数年は4人じゃないと歌えない歌ばかり歌ってきたから悩みも尽きないでしょう。

それでも、3人が「NEWSを続ける」と選択してくれたのだから、彼らがNEWSであることを誇らしく、嬉しく思えるように、これから先も応援できたらいいなと思っています。
思い描いていた未来と大きく変わってしまっただろうけれど、もう一度、高みを目指して歩もうとするNEWSの物語を見守っていきたいです。

どうか、大好きな人たちがこれ以上傷つかないことを願って。