エンドレス・サマー

前向きで切ないアイドルたちが大好きです。

いざッ、Now 全曲紹介

先日に引き続き、「Popcorn」リリース記念エントリー!
今日は2004年に発売されたアルバム、いざッ、Nowの全曲紹介です。
グループ「嵐」として自立したものの、なかなか芽が出ず、というような時期の楽曲ですかね。
音楽性と音楽を通じたメッセージ的には、このアルバムでかなり方向を定めた感もあります。

お付き合い下さるかたは続きから!

いざッ、Now

いざッ、Now

いざッ、Now 一覧

■1.言葉より大切なもの
 コンサート鉄板曲なので、ついつい体が動きますねー!大野さんソロから入るんですが、そのときに、っん「切り取ったメロディー」って小さく音とってから入るのが好きです!さっそくコアでごめんなさい笑
 わたし、この曲すごく好きなんですよね。最後まで疾走感があって、気付いたら聴き終わってる感じが笑

■2.JAM
 もう、前奏からおしゃれ!!めっちゃ好きです。というのも、大野さんの「あ」がたくさん聴けますし、低めのパートを淡々と歌う4人少し高めの旋律で癖を付けて重ねていく大野さんっていう曲の作りがもうどんぴしゃ笑
 あと、潤くんの甘い声もほんとあってますし、めちゃくちゃ上手くなってますよね。あとは、にのちゃんが強弱をつけていったり、歌の技巧をどんどん身に着けているのも分かります。

■3.The Bubble
 これも辛い恋の曲ですよね。深夜2時くらいに聴くとちょうどいいかなって感じの楽曲。始終裏声のメロディーと、翔くんの重たい合いの手とラップの極端な音作りがダウナーな感じを演出しています。すごい洋楽っぽい曲の作りだなぁと思いました。

■4.Thank you for my days
 なんとなく相葉さん好きそう。これは、五月っぽい曲ですね。突き抜けるさわやかさ。前曲から引き続き、めちゃくちゃキー高いですよねー。大野さんのソロめちゃくちゃ難しそう。普通に作ったら普通の曲なのに、少しはずしてくる感じが嵐楽曲だなぁとおもっちゃいます。あと、こういう曲で聴ける、にのあいの優しいユニゾンが大好きです!

■5.PIKA★★NCHI DOUBLE
 この曲も名曲ですし、コンサート楽曲のイメージが強いです。あと、個人的にまだ体の出来てない頼りない嵐が踊ってるPVも印象的。ぎりぎり少年、みたいな、少し脆そうな嵐とこの曲のメッセージがすごいリンクしているなぁと感じます。あとは、嵐のシングル路線の方向がこの曲でだいぶ固まったのかなぁみたいな印象も受けました。わりとその後に通じるような、きれい目なシングルですよね。

■6.keep a peaK
 いや、まず曲名が攻めてますね!!そして、ここでまさかのインスト!ちょうかっこいい!曲名の通り、最初から最後までテンションが高い楽曲。この曲を境に、前半と後半で同じアルバムなのにだいぶ印象が違ってきますね。

■7.EYES WITH DELIGHT
 ギターのカッティングも、シンセっぽい音も、打楽器も、いろいろ使ってて面白いです。あと、Aメロあたりが少し民謡?童謡?的ななんともいえないちょっと聞き覚えのある感じがあるのも面白いですし、結構曲調ががんがん変化していく作りもめっちゃ歌いにくそうですけど斬新だなぁと。
 
■8.RIGHT BACK TO YOU
 これかっこいいですよね。コンサートDVDのダンスとか演出もかっこいいし、大好きです。この段階で大野さん&潤くんハモ(たぶん)が始まってるのも改めて聴くと面白いなぁと思いました。あとは、なんと言っても翔くんのリリック!「明くる晩もまだまだ包囲内 だからって隙あらば逃げる事を理解」とか、コンサート&ファンと自分たちの置かれている状況をシビアに書いてるところが、翔くんらしいし、それを踏まえてAttack it!「明くる晩もまだまだhold me time 絡まってこのまま騒ごうぜ同志達 you see」ってリリックにしていくところもいいなぁと。翔くんの過去のリリックを引用した決意表明が好きでたまりません
 この曲のストーリーが、うそがはがれていくようなシビアな現実の中で「ただひとつ 君 信じる」なので、もういろいろとかっこいいよ!!

■9.RAINBOW
 私のなかではなんとなく相葉さんソング歌詞も曲調も含めて、私の思う相葉さん(表)ってこんな感じです笑 何度聴いても潤くんソロ→大野さんソロ→潤くんソロなんですけど、あってますかね?笑 とにかく初めの潤くんソロがめちゃくちゃ上手くなってるし、この歌割ほんと珍しくないですか?という意味でもいろいろと面白いなぁと。

■10.ハダシの未来
 いたるところで聴きすぎて、大好き!みたいな感じではないんですが笑、それでも自然と体が揺れて踊り出したくなる曲ですね!この曲は大野さんがとにかく生き生きしてて、聴いてても楽しそうで何より!って気持ちになります笑 

■11.優しくって少しバカ
 もうタイトルが相葉さん!声も相葉さん!ソロバージョンまで披露!でも、私の中の相葉さんソングではないんですよね笑 
 そして、相葉担筆頭の二宮さんとのにのあいユニゾン大好きです!あんまり捻っていない曲調で、素直に応援してくれる感じも好きです。なんとなくアニメの主題歌になってそうなくらいの少年マンガ感のある歌詞ですね。

■12.Dear My Friend
 この休日の昼下がり的な、ゆるーい楽曲がいいですよね。なんとなく、にのちゃんソング。またはにのあいソング笑
 1番の大宮のユニゾン&ソロリレーも好きです。にのちゃんと大野さんが対等にソロ歌ってるといろいろほっとします笑
 嵐の歌うゆるーい友情ソングは改めていいですね。ゆるくても繋がってる感じとか、だらだらしてるような空気になれることが大切だったり、そういうのをぼんやりいいなって思える楽曲。

■13.君だけを想ってる
 ちょうアイドルソング!!と思ったら、馬飼野さん楽曲でした。ほんとに、きらきらした笑顔のさわやかアイドルの曲ですね。潤くんソングかなぁ。
 今だったらラブホリ先輩が書いてくれそうな歌詞ですね。っていうと結構分かっていただけそう。
 今聞くと嵐が若々しくて新鮮!!笑 なんだけども、途中の間奏の金管がめっちゃかっこいいし、ちょっと大人!可愛いだけで終わらないのが嵐楽曲なんですね。

■14.チェックのマフラー
 なんだろう、主旋律を奏でている楽器がフルート?金管?耳悪くて分からないんですけど笑、その音が程よい暖かさを演出してますよね。
 大宮ソングですね!出だしのにのちゃんがまだまだビブラート過多でだいぶ揺れているのも、今の成長を感じますね。
 1番も2番もにの→大野さん→にの→大野さんという怒涛のソロリレー!
 大宮って可愛いけども、全く持って可愛いだけのコンビじゃないのに、こういう可愛くてファンシーな楽曲を割り当てられるところが面白いなぁなんて思っちゃいます笑

■15.途中下車
 この曲大好きです!これも疾走感がありますね。嵐さんの等身大応援歌は染みますね。がむしゃらにがんばろう!路線から、大変なときはちょっと休みなよ、それからもう一回立ち上がろうよ!みたいな良い意味で若さのない応援歌っていいですね。大野担的には、フェイクも聴き所です。


最初の「言葉より大切なもの」最後の「途中下車」この二つが似たようなテンションで、アルバムとしてのまとまりがあるなぁと思いました。あと、少し面白いなぁと思ったのが、曲によっては明確に推しているメンバーが存在すること。作詞・作曲を手がけた方のメンバーのイメージが少し分かるようで面白いなぁと感じました。大野さんは八面六臂の活躍ですが、たぶん「JAM」かな。翔くんは独断と偏見で「RIGHT BACK TO YOU」でどうでしょう笑

前作はまだ大野さんの声を使いまくっていたんですが、今回は二宮さんが一気に頭角を現し、大宮を中心に、少しずつ他メンバーのパートや見せ場も増えてきていよいよ嵐楽曲の幅が広がってきたな!という印象を受けました。
曲自体も、年齢と逆行するように、少しずつ等身大の応援歌だったり、嵐ならではの友情を歌った曲だったり、10代に歌っていたバブリーで大人びた恋愛ソングから離れていくのが興味深かったです。いろんな意味で、お膳立てされたアイドル時代の終わりを感じるようなアルバム
改めてアイドルポップと嵐が歌ってきた楽曲とどうやって折り合いを付けていくのか、一般ウケと本格の微妙なラインを探っているような、そんな印象も受けました。
それにしても、いざなう、隠れ名曲揃いのアルバムですし、「One」からはかなり聴きやすいポップ色が強めな楽曲が多くなっていくので、こうやって作り手の方向が明確に出ている一枚は興味深いなぁと感じました。

ざっくりですが、以上で「いざッ、Now」全曲紹介終了です!
お勧め曲等のコメントorリプもお待ちしています♪